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26.ブックマン ページ28

.




アレンくんが死んだ




たぶん






私たちは船内にいた





リナリーは戻って来てから
ずっと抜け殻のように階段の所に
座っていた







ラビはそんなリナリーを見て
怒りを爆発させ




リナリーを泣かせたとみんなに
しばかれていた





どうするのが


どうやるのが



正解なのか





誰にも分からず




でも進むしかなくて






ブ「A嬢
少しよろしいかな?」






いつでも冷静なブックマンから
話しかけられたのは


出発して少し経った頃だった





『なんでしょうか?』




皆んながいる部屋を出て廊下に2人




ブ「A嬢は
今回の事、どう思われる?」



『何故、、、私にきくんですか?』




何故?



ブックマンは何を考えているの?

私は只のファインダーのはずでしょう?




ブ「A嬢はリナ嬢の次に長く
教団におる

咎落ちの事も含め
色々と知っておるのではないか?」





『いくら長いとは言え
私は只のファインダーです

エクソシスト以上に知ることは
何もありませんよ』




咎落ちの事も
誰かがティキに襲われる事も
知っていた




知っていたけど
止めなかったのは
ティキが好きだったから





ブ「只のファインダーのぅ、、、

ワシはお主を只のファインダーとは
思っておらん」




『、、、何故、、、でしょうか?』






ブ「ファインダーとして
これほど長く生きておる者は稀じゃ

そうなれば、何かあると思うのは
ワシだけではなかろうて」




『たまたまですよ』




確かに

私より前から教団にいる
ファインダーはいない



みんな死んでしまった




何かある


そう思っている人がいても
おかしくはないだろう




まぁ実際何かあるんだけど





ブ「話がそれてしまったな

して、主は今回の事
どの様に思う?」




『咎落ちの事は
正直驚きました

まさか適合者が咎落ちになるとは
思いもしませんでしたから』



ブ「前例がないからのぅ

アレン・ウォーカーは
どう思う?」




『彼は、、、わかりません

ノアと接触して
果たして生きているのか死んでいるのか

ノアは強い、、、みたいですから』




何を言えば納得するのだろう

ブックマンの考えてる事なんて
私に分かるわけもない



少し考えた後
ブックマンは

いきなりすまなかったと言って
みんなの所に戻っていった



私は、、、何か試されたのだろうか?





分からない









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クリスティ38(プロフ) - びん←底眼鏡では?ぴんなんて、聞いたことない。 (2020年1月6日 23時) (レス) id: eb0de2c665 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 死蝶さん» コメントありがとうございます!頑張って書きますので今後ともよろしくお願いします!! (2019年8月3日 2時) (レス) id: fe5651d81c (このIDを非表示/違反報告)
死蝶 - 面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年8月2日 21時) (レス) id: a0dd7ebf9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーな | 作成日時:2019年7月29日 1時

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