100.貴方の会いたかった ページ20
ミカサside
Aが私に釘をさした
何があっても絶対に止めないでと
だから私は
Aが有り得ない事を言い始めた時も
黙って離れた場所から見ることしか出来ない
それがどれだけ歯痒くて、苦痛なのか
Aにはわかってない
周りの動揺をよそに
戦い始めるリヴァイ兵長とA
最強と言われている兵長が
こうも苦戦している姿を見ると
滑稽だけど
それを笑えない状況
Aは、、、
一体どうするつもりなんだろう
何か考えがある事はわかるけど
この状況からどうやって好転するのか
わたしには想像がつかない
少しずつ
生傷の増えていく兵長とそれを嘲笑うAに場の雰囲気はどんどん緊迫とした空気になっていく
どうやっても勝てないのだと
思い知らされる度に
みんなの顔から絶望の表情が見え隠れして
もしこの状況から好転したとしても
そこにもぅAの居場所は残らないんじゃないの?
リ「バケモンだな、、」
ゼェゼェと肩で息をする兵長
『だいぶお疲れのようですね』
リ「そりゃ俺は人間だからな」
『いくら最強と言われていても
所詮は人間』
哀れむような瞳で兵長に近づくAに
兵長は苦虫でも噛んだような表情を見せる
『そんな非力な兵長にご褒美をあげましょう』
そう言ってくすくすと笑うAに兵長は舌打ちをしながら刀を振った
リ「いらねぇな」
『喜ぶと思いますよ?
だって、、、貴方がずっと会いたかった、、、』
目を疑った
自然に
当たり前のように
どこからどう変わったのか
説明できないほどスムーズに
Aの見慣れた顔が髪が
私たちの知らない者へと変わったのだ
リ「、、、!?」
変わった途端、リヴァイ兵長の動きがピタッと止まった
『ジュリア
これが貴方の会いたかった
もう1つの私の顔ですよね?』
あの森で見た人以外知らない顔
そして
Aがずっと私たちに隠してリヴァイ兵長と会っていた時の顔
Aは、、、、
一体何を
考えているの、、、、?
.
166人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆーな(プロフ) - 気分屋。。さん» コメントありがとうございます!いつも更新楽しみにしてます!楽しんで読んでいただけて嬉しいです! (2019年6月2日 21時) (レス) id: fe5651d81c (このIDを非表示/違反報告)
気分屋。。(プロフ) - ゆーなさん!私の作品を読んで頂き、ありがとうございます!ゆーなさまの作品読ませて頂きました!天使と悪魔という設定を初めて見たので、とても楽しく読めました!! (2019年6月2日 19時) (レス) id: 82b3ac8af0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 匿名さん» コメントありがとうございます!!完結して初のコメント!!嬉しいです!!わかりにくい書き方してたかなぁとか不安でした(;ω;)また機会がありましたらゆーなの作品をよろしくお願いします!! (2019年5月24日 19時) (レス) id: fe5651d81c (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 初めて感想書こうと思いました、、、本当に素敵な作品ありがとうございます (2019年5月24日 13時) (レス) id: f9e321c12d (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - おと姫と愉快なサカナたちさん» コメントありがとうございます!!クライマックスで早く更新しないとな!とは思ってるんですけど亀更新ですみません!!早めに上げれるような努力しますので最後までお付き合い下さい( ´ ▽ ` ) (2019年5月12日 9時) (レス) id: fe5651d81c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆーな | 作成日時:2018年8月18日 5時