【銀魂】夢見心地で荒んだ汚泥に沈んでゆけ【逆ハー】

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居酒屋で知り合った万事屋の坂田さんに依頼をした

「人に幸せを与えないと死ぬ種族？」
「はい。それが私です」

　私は付幸族(ふこうぞく)という

　夢で他人に幸福感を与える、他人を幸せにしなければ死んでしまう種族なのだ

「私達は夢の中で人の望みを何でも叶えて幸福に浸らせることができるんですよ」
「え。じゃあヤらせてくれんの？」
「殴っていいですか？」
「わりーわりー冗談だって」

　この人さては頭おかしいな

「で、死ぬのを回避するために俺に共寝をしろと」
「すみません、こんな依頼」
「抱き枕にするならいっそヤっちまおうぜ」
「人の人生なんだと思ってんですかアンタ」

　結局共寝をすることになったのだが

「何で脱ぐ必要があるんですか！？」
「臨場感？」
「夢ん中だけだし関係ないから！」

　裸で寝て

　朝起きて何もしていないけど裸で抱き合っていて

「いやースッキリした」
「くっそ……マジで殴りてェ」
「いやー、夢の中なのが唯一の不満点だが。一応、お前の貞操は守ってるし銀さん偉い」
「エロいの間違いだろーがこの天パ」

　恋や愛のない、利用し合うだけの関係のはずだったんだ

ーー

　今回皆クズ風味かもしれない。ご了承ください執筆状態：連載中