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9話 ページ10
目を覚めたら、知らないベッドで寝ていた。
此処、何処?
するとドアが開いた。
「────気分はどうだい?」
「え?」
「……大丈夫です…」
「そうかい、よかった」
ふわっと優しい笑顔で応えてくれた。
「……あの、此処は?」
「? あぁ、病院だよ。新宿中央病院。」
「実は君にお願いをしに来たら倒れていてね…」
「それで私の病院に連れてきたんだ」
「……そう、なんですか」
「?私にお願い 、ですか?」
「そうだよ。お願いがあると知らせたはずだけど…」
「…………あ。」
「思い出してくれたみたいだね。」
「あ、はい。」
私はこの時、自分を恨んだ。
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作者名:リン | 作成日時:2018年12月31日 2時