【文豪ストレイドッグス】包帯無駄遣い装置とちびっこマフィアの部下は羅生門と同じポートマフィア構成員でした

決行当日 ページ3

予定通り人虎生け捕りが始まった 樋口が人虎をおびき寄せるのでその間黒いケースを持って目的地を目指す。





大通りに出て近くの交番に入ると三人の警察官がいたので取り合えずその一人に声をかけた





貴「…すみません、此公園に落ちていて忘れ物かと思い届け出にきました」

警1「嗚呼、忘れ物かい？」

警2「ご苦労様です此方でお預かりします」

貴「いえ…では此で」





踵を返し交番から出ようとすると肩を捕まれた…急いでいるというのに。





警3「ちょっと待ってこの紙に名前書いて貰えるかな？此処まで届けてもらちゃった訳だし…」

貴「いえ遠慮しますよそれに…」

警3「それに？」




黒いケースを横目で見ると赤い数字で２分弱を指していた。




貴「…何でもないです良心として持ってきたわけですから それじゃ私は此処で」




唖然とする警察達を無視し大通りに戻ると交番の方向から爆発音が鳴り響き周囲の人間がざわめきを起こした。

ヨコハマ ギヤングスタア パラダヰス1→←渡された資料

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す