今日のわんこ 120号 ページ44
突然目が覚めるような頼みにAの考えが変わっていることを知らずにスマホの奥からは言葉が続いている。
右京『お前、実家に帰るのも顔を合わせるのも嫌なんだろ？ついこの間までは深夜って野郎に情報を揉み消してもらってたみてぇだけど、そいつが死んだ今実家の連中に居場所がバレるのも時間の問題じゃねぇのか？』
A「……そうですね…。」
電話の向こうで彼がシニカルに笑っているような気がする。
右京『俺のところへ来ればまたお前の行方を消してやる。また普通の暮らしがしてぇんだろ？なら、俺のところに来い。』
その誘いにAは「１つ質問してもいいですか？」と冷静に聞く。
右京『あぁ、なんだ？』
A「何があったんですか？」
その問いかけに右京は困った風に話す。
右京『実はな、隊員は十分な程にいるんだがAのような能力を持ち合わせてる隊員がなかなか居なくてな A「いや、そういうことじゃなくて……」
右京の話を折ってAは本当に聞きたいことを聞く。
A「右京さんの
右京『……。』
A「……____さんに何かあったんですか？」
そう言うと、桃坂は殺気のオーラを出しながらAを強く睨み付ける。
それと目が合ったAは察して右京に謝罪する。
A「すみません、出過ぎた真似をしました…。」
だが、すぐにいつもの声へと戻る右京。
右京『何、気にすんな。俺のとこに来るならその質問もこっちに来た後に教えてやるよ。』
A「(やっぱりそうなるか…。正直な話、こんな美味しい話はない。でも…)」
"歪「Aさん！」"
炉「……。」
嫌でも葛藤してしまうAは言葉を失う。
しかし桃太郎機関の規則上、上司の言葉は絶対だ。
A「(ほぼ拒否権なしか…。かと言ってここで無理矢理断ったら私の居場所を知ってる右京さんがじいちゃんたちのとこに報告しに行くかもだしきっと時間稼ぎも効かないな…。桃坂に私の存在を右京さんにまで知り渡った時点で詰みか…。)」
Aは少し諦めのついた表情で右京に答えを出す。
A「……また、お世話になります…。」
右京『あぁ。期待してるぜ？A』
桃坂「近いうちに東京の杉並区で潜んでる鬼を全滅させる。俺とお前は途中で合流する。詳しい情報はまた後日連絡する。いいな？」
A「……はい。」
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カギ(プロフ) - ジョーカーさん» 応援コメントありがとうございます(о´∀`о)まだ頭の中で流れを作り出してる最中ですが、皆さんが知ってる原作と少し違う世界が味わえたらなと思います。ご期待ください…！！ (3月31日 9時) (
レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - めちゃめちゃ続きが気になる終わり方！あと、4になったら本編って書いてあってそれも楽しみ！でも、小説書くの大変だと思うのでゆっくりで大丈夫です☺️頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (3月31日 9時) (レス) @page40 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» ありがとうございます！！もっと皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります(*｀･ω･)ゞ (2月26日 7時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - 祝100話！！おめでとうございます🎊🎉これからも頑張ってください！応援してます！！ (2月25日 21時) (レス) @page17 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» そこまで言ってくれるとは…！！(///∇///)これからもまだまだ続きます！！ (2月2日 6時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カギ | 作者ホームページ：http://kogakogaminemine1321%45
作成日時：2024年1月28日 21時
