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今日のわんこ 118号 ページ42

お待たせしました!!


Aは桃坂の個室の出入口前で立っている。

両手を後ろにやってその対面では桃坂は少し不機嫌な態度でソファの上でふんぞり返っている。

桃坂の人差し指が一定のリズムで彼の太ももの上を跳ねる音だけが部屋に響き、それに耐えられなかったAはあまり気が乗らない状態で口を開く。

A「あの…何か用ですか?」

桃坂「逆に聞くが、お前なんでこんな状況に陥ってるのか分かってんのか?」

まるで私のその質問が場違いだと言いたげに返してきた質問に私は少し考えてから「すみません…分かりません…。」と歯切れ悪く答える。

桃坂「ハァァァ〜…(クソデカ溜め息)」

A「(こっちが溜め息つきたいんだけど…)」

最早怒るのも馬鹿馬鹿しいという呆れ顔で溜め息をつく桃坂はこの間のごみの日のことを話す。

桃坂「お前、メモは読んだのか?」

A「…メモ?…………あ。」

Aはズボンのポッケに手を突っ込んで当時渡されたメモを取り出す。

紙は当時よりもクシャクシャな姿で出てきて中の文章を読むと、今自分の立場はとても不利だということに理解する。

【明日午後23時に俺の部屋に来い。】

A「あ〜…(やべ…忘れてた…)」

その素振りですぐに忘れられていたことに気づいた桃坂はAの胸ぐらを掴む。

桃坂「お前な…!」

A「すみません!!ゴミの日はあのあと訳があって…!」

必死に言い訳を言うと、飛びそうになっている拳が空中で停止する。

桃坂「もう、いい。時間の無駄だ。」

A「あ、はい。」

掴まれている胸ぐらも解放されて少しだらしなくなってしまった服装をすぐさま整える。

その隙に桃坂はジャケットのポッケに入れていたスマホを取り出してそのまま耳に当てて話しかける。

桃坂「すみません…お言葉ですが、嫌です…。」

A「(通話中だったのか…誰と話してる?桃木場隊長…?…いや、今あの人は集落にいるだろうから電話してる暇なんてないでしょ。)」

電話の相手を予測していると、桃坂はスマホの向こうからあまり聞こえないように溜め息をついてから憂鬱そうに「分かりました…。」と応えてAにスマホを渡してくる。

桃坂「電話だ、代われ。」

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カギ(プロフ) - ジョーカーさん» 応援コメントありがとうございます(о´∀`о)まだ頭の中で流れを作り出してる最中ですが、皆さんが知ってる原作と少し違う世界が味わえたらなと思います。ご期待ください…!! (3月31日 9時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - めちゃめちゃ続きが気になる終わり方!あと、4になったら本編って書いてあってそれも楽しみ!でも、小説書くの大変だと思うのでゆっくりで大丈夫です☺️頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (3月31日 9時) (レス) @page40 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» ありがとうございます!!もっと皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります(*`・ω・)ゞ (2月26日 7時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
ジョーカー(プロフ) - 祝100話!!おめでとうございます🎊🎉これからも頑張ってください!応援してます!! (2月25日 21時) (レス) @page17 id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ジョーカーさん» そこまで言ってくれるとは…!!(///∇///)これからもまだまだ続きます!! (2月2日 6時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カギ | 作者ホームページ:http://kogakogaminemine1321%45  
作成日時:2024年1月28日 21時

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