今日のわんこ 83号 ページ43
歪がトリモチに引っ掛かった翌日。
工事はすぐに取り掛かり、1日あれば設置ができて床が安定するまで数日間とのこと。
なので、その数日間はキッチンが休みとなって食事はAmaz●nで一斉に頼むことになった。
A「あ〜…こんな時間なのにエプロンつけなくてもいいんだ…。」
ニヤケ面で食堂のテーブルに頬をつけるA。
その隣では歪が座っていた。
歪「僕はAさんのご飯食べられなくて残念です…。」
ションボリと眉を八の字にして落ち込む歪。
A「別にもう食べられないわけではないんだから、数日の間は我慢しなさい。来月の頭はエビピラフにしてあげるから。」
そう歪の頭を撫でると、そのAの手を頭突きする勢いで顔を上げる歪。
歪「ホントですか!」キラキラ
A「うん、ちょうど来月の分の献立作ってるから良いわよ。」
歪「ありがとうございます!」
Aはノートには日にちが書かれており、1日目の昼食欄にエビピラフと記入する。
歪はそれを静かに見守ってAの匂いを堪能しつつ、Aの肩に顎をのせる。
歪「毎月Aさんが献立を作ってるんですか?」
A「うん。他の奴らに頼むと、栄養バランスとか在庫のバランスがめちゃくちゃだったりしてヤバいのよね…。だから、上手く組み合わせてるかな。」
Aはボールペンの頭をアゴに当てながら言う。
Aのノート付近には在庫表や栄養に関する書類、本が置かれている。
歪「それなのに、同じメニューとかにならないの凄いです!」
A「そんなことないわよ。空きが出るところはリクエストで埋めてるよ。やっぱり約90食分(30日×3食)のメニュー考えるのは骨が折れるし、おやつや夜食もそれらにあったものを考えてるからね。」
歪「じゃあリクエストがいっぱいあった方が良いんですか?」
A「うーん、まあバランスによるけど多い方が助かるわね。」
歪「僕、沢山リクエストしますね!」
そう笑顔で言う歪にAはフッと微笑む。
A「じゃあ腕よりかけて作んないとね。」
Aはそう言って歪の頭を撫でた。
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最近、毎週土曜日じゃなくて更新したいときに更新しようかなっと思い始めてます…。(めっちゃ書くの楽しいです(笑))
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? ?*ジョーカー(プロフ) - 私も能登半島に近くないところにいるので大丈夫でした☺️ (1月4日 18時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» 応援と好評のコメントありがとうございます!(*>∀<*)これから今日の分の更新をしますので、お楽しみください🎵 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» こんにちは!私は能登半島より間反対の場所なので大丈夫ですb読者さんたちの中で能登半島または近場だった方がいたらと心配でストーリーとは別個で投稿させていただきました(о´∀`о)??*ジョーカーさんは地震大丈夫でしたか?💦 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - ストーリーの内容がどんどん深くなってきてこれまでよりももっと次の展開が楽しみになってます!😆大変だとは思いますがこれからも更新頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - 能登半島地震大丈夫でしたか?💦 (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カギ | 作者ホームページ:http://kogakogaminemine1321%45
作成日時:2023年12月9日 11時