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今日のわんこ 60号 ページ16

キッチン1「多分あそこだよな。」

キッチンの隊員たちは5階の食材冷凍庫に向かっていた。

キッチン2「もし、あの馬鹿が持って行ったならここしかないだろ…!」

キッチン4「でも、その付近見ましたけど居なかったですよね!?」

キッチン2「鍵もかかってたしな!」

急いで階段を上がっていると、後ろから声をかけられる。

岼「あ、いた!ちょっとアンタたち!」

振り向くと、そこには桃脇副隊と双子が隊員たちに駆け寄ってくる。

真一「歪、知らないですか?どこにも居ないしケータイも繋がんないんです。」

真一は通話画面を見せて隊員たちに聞く。

キッチン1「いえ…見てません…。Aもどこにもいなくて…。」

キッチン3「もしかすると、Aのやつ5階の食材冷凍庫にいるかもしれないんです…。」

岼「なんでそう思うのよ。」

訳を話して全員で5階に急ぐ。

岼「なるほどね…!歪もそこにいるかもしれないってこと。」

真二「でも、なんで2人で行ったんだよ。」

キッチン2「実はアイツ、今日熱出してて…それを見かけた歪隊長が手伝ったのかもしれないっす!」

説明しながら走ってようやく食材冷凍庫に辿り着く。

だが、食材冷凍庫は南京錠でちゃんと施錠されている。

とてもじゃないがまだこの付近にいるようには感じなかった。

岼「何よ!いないじゃない!」

キッチン1「遅かったか…。」

真一「取り敢えず、バラけて探しましょう。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

食材冷凍庫にて

もう何十分経ったのだろう…。

体は無意識に震え、どんどん体力を奪われていく。

歪自身も意識がボヤけ始めた頃にようやく音が聞こえてくる。

「…!…ない……ない!」

歪「!Aさん…Aさん…。」

Aの肩を揺らすが、起きる気配がない…。

歪はゆっくりとドアの方に向かって耳打ちをする。

「取り敢えず、バラけて探しましょう。」

歪「(誰かいる!)」

歪はもう一度ドアを叩いて声をあげる。

歪「すみません!!開けてください!!!!」ドンドンッ!!

外もようやく歪たちの存在に気付き、少しずつ声が近くなっていく。

石川県の地震津波について→←今日のわんこ 59号



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? ?*ジョーカー(プロフ) - 私も能登半島に近くないところにいるので大丈夫でした☺️ (1月4日 18時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» 応援と好評のコメントありがとうございます!(*>∀<*)これから今日の分の更新をしますので、お楽しみください🎵 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
カギ(プロフ) - ? ?*ジョーカーさん» こんにちは!私は能登半島より間反対の場所なので大丈夫ですb読者さんたちの中で能登半島または近場だった方がいたらと心配でストーリーとは別個で投稿させていただきました(о´∀`о)??*ジョーカーさんは地震大丈夫でしたか?💦 (1月4日 16時) (レス) id: 0f9522b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - ストーリーの内容がどんどん深くなってきてこれまでよりももっと次の展開が楽しみになってます!😆大変だとは思いますがこれからも更新頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)
? ?*ジョーカー(プロフ) - 能登半島地震大丈夫でしたか?💦 (1月4日 15時) (レス) id: d4c44e022b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カギ | 作者ホームページ:http://kogakogaminemine1321%45  
作成日時:2023年12月9日 11時

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