46話目 ページ46
ci side
ロボロからの緊急連絡がインカムに届き、ナイフを持ったメイドが休憩室で暴れ出した。
それを聴いた瞬間、気づいたら俺は真っ先にその場所へ向かった。
念の為に拳銃を備えたんやが、もし、マイさんが居たら、何かあったらと嫌な想像をつきながら部屋に入った。
すると、血の匂いが充満してあって、アイさんとミネさんが怪我したメイド達の手当をしていた。
マイさんが居ない…。
ci「マイさんは…あの子は今何処におるん!?」
i「そ、それが…!」
mine「総統閣下の元だ。あのカス野郎…よくもウチのもんを泣かしやがって。」
あれ…ミネさんそんなんやっけ?とりあえず2人に感謝して、グルッペンさんのとこに向かう。
すると、総統室の扉越しから響き渡る怒声と物凄い轟音が廊下まで響いた。
やっぱり観光客に違いないやん…。もっと、早くに捕えるべきやったろグルッペン!!
ドアノブが外れるくらい拳銃を構え、勢いよく開けた。
ci「マイさんっ!
……って。」
my「あっ、チーノ様!丁度良かったです。彼女気絶しちゃったので、応援を呼んでくれませんか?」
壁に穴が………ナイフまで真っ二つに折れとる…それに、鼻血だして泡吹いてる…。
状況が掴めない俺は、彼女の冷静さに驚くんやけど指示通りにする。
ci「わ、分かったわ…?」
gr「もっきゅもっきゅ。」←
何呑気にスイーツ頬張ってんねん!
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作者名:み〜と | 作成日時:2022年12月23日 19時