【d!】相手は慎重にしましょう【ci】 (ページ5)

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5話目ページ5

入ってきた男は、多くの女性に囲まれながらヘラヘラとしていた。うわー、ミィさんならなんて言うであろう…
真っ先にクズって言葉が出てくるだろうなぁ。

ut「あれ？見たことない子だね。もしかして、今日から入る新人ちゃん達かな。」

やべぇ、気づかれた。コツコツと明らかに良いものの靴音を鳴らして、近づいて来た。

ut「どうも鬱ですー。俺のことはいつでも頼ってね⭐︎」

me「ぎょ、御意…(引。」

ミィさんが引くくらい、やっぱりクズの匂いがする。
だけど、ミネさんは気にせず、

mine「お初目にかかります。今日からこの国で勤めさせていただきます。私、ミネと申します。
以後、お見知り置きを。」

相手に敬意を表する仕草を交わした。そんなミネさんを見て驚いてしまい、

my「マイです。以後、お見知り置きを…！」

と慌てて言葉足らずに言ってしまったが彼は全然気にしていない様子だった。

me「えーっと、私も同じく此処で勤めさせていただきます。ミィと申します…。四露し…じゃないや。
以後、お見知り置きを。」

危なミィさん…！ミネさんの教育のおかげでなんとか誤魔化せたのでは！？

ut「ミネちゃんにマイちゃん、とミィちゃんやねwwいやー、プリンみたいで可愛ええ子やなぁ。」

me「…あ？」

「じっ……。」

止めてぇえええ！？それ失礼だから！あと、さっきから不機嫌な子はなんで私達を睨むのぉおお？？

i「……わた、綿菓子も同じく、今日からメイドとして勤めさせていただきます。ア、アイと申します！」

一瞬、綿菓子って言ってなかったかい？可愛いなアイさんは！！この子を守らねば……。

J「…ﾁｯ。私はジェーンと申します！鬱様に会えて光栄です！」

お前今アイを見て舌打ちしたな？？？本性表したな？
このことは、アイさんは気づいていないが、私含め知り合い2人の目が完全に怒ってる。わかる。

なんやかんやで、時間があっという間に終わった。