【d!】相手は慎重にしましょう【ci】 (ページ6)

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6話目ページ6

初日はまず掃除から始めること。と言われても、もしこの中に観光客がいたらどうするのだろう。

流石に広すぎる城内な為か、掃除しながら場所を把握し、もしものトラブルを捉える監視カメラがぎっちりと置かれてるようだ。

ちなみに私は、廊下の掃除をしている。
廊下は多いかもしれないが、一人とは限らず、ちゃんと指定された場所を掃除しているのだ。メイド長は親切だ。

my「ふー。我が家と違って、平和で豊かな生活が始まったんだな。」

i「ぎゃぁあああ！！」←平和で、豊かとは？

何事かと目にすると、そこには廊下を走っているアイさん…と？

rb「ちょっと待てぇええええ！！」

ちっっっさ！？なんだあれ天と書かれたホ○ットがアイさんを追いかけ…てか五月蝿ぇえええ！！

i「ゔぅうう〜…あっ！？マイざんだずげでぐだざいいいいい！！」

舌切られたんか？ていうくらい、私の胸にダイブして来たアイさんを受け止めると、めちゃくちゃ泣いてる…。

どういう状況だ？幹部であるロボロ様がアイさんを追っていた…アイさんは涙目……。

my「…ロボロ様まさかそんな。」

rb「んな疾しいことしとらんわ！この子誤解してんねん！！」

____拝啓、お母さんとオヤジ、バカ兄貴どもへ。
私は何処にいても、巻き込まれ体質は変わらない気がします。マイより。_____

なんだ誤解か…。と疑いが晴れたと思いきや、

i「アバババ…。」

めちゃくちゃ震えてね？え、大丈夫かこの国の幹部は！だけれども、昨日のクz…鬱様のような人がいるとはいえ、アイさんは可愛いし狙われている可能性はあるし…。
となると？

my「…まさか脅迫を。」

rb「してへんわっ！」

i「ゔぅ…はっ！ごめんなさいマイさん、私仕事に戻りますぅうう！！」

……行っちゃった。結局、なんだったんだ？