35話目 ページ35
いよいよ、この仕事をしてから明日が5日目に入る。
私達が入ってきた時から、遂に怪しい動きが過激した。折角此処まで辿り着いたのに、人を疑いたくない…。
その不安で目が覚めてしまい、カキカキと心地のいいペンで執筆する音が耳にする。
その正体は、小さなテーブルランプで照らされたアイさんだった。
いつも、おどおどしている可愛いアイさんの目が、真剣だったことに驚いてしまい、ベッドのスプリングを立ててしまった。
i「…マイさんっ！？ご、ごめんなさい起こしちゃった？」
my「ううん…大丈夫だよ。…何してるの？」
私はゆっくりベッドから起こすと、アイさんは即座に紙を隠そうとした。まさか…嘘だろ。
my「どうしたの…アイさん？」
i「あ〜えっと…。アイのパパさんとママさんにお手紙を書いてたの。決して大したことないけど、でもアイは字が汚くて…！」
涙目で必死になりながら、その紙を守るように私を説得し始めた。だけど、私はそれを誤魔化せない。
今まで、この体質のおかげで何度も経験してきたが、信頼していた友人を疑う時が来た…。
私は立ち上がってアイさんに近寄った。
my「出しなさい…。」
アイさんは諦めたのか、恐る恐る丁寧に紙を寄越した。
もし、彼女が観光客だったら…と疑いたいが、彼女からそんな気配が一切しない。
彼女を疑った申し訳なさに、本当にご両親のお手紙だったら、直ぐに謝って返してあげなきゃだ………
と思いきや。←ハイ、此処重要です; - ;
___『慎重にいこう』______
ベッドの上に押し倒された私は、身体が熱くなった。グルグル眼鏡をかけたチーノ様に…。
ci?「マイさん…俺、……もう我慢出来ひん。」
my?「チーノ様…！」その先ご想像にお任せください。_________________
これを読んだ途端に、身体が震えてアイさんと目が合い、私とチーノ様がアレやコレといったものが書かれていたのだ…。
my「ア、アイさん…これって。」
i「マイさん、隠しててごめんなさい！お恥ずかしながらアイは…夢女子なの！」
なんてこったい、アンタは！？そんなん疑うに決まるわ！
まさかその事を聞いて私は、今までのアイさんの謎が解けたのであった。そして、困ったことに…。
my「…チーノ様とどう顔を合わせればいいんだ。」
i「アイは、お二人を応援します♪」
合わしづれぇえええ！！
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作者名：み〜と | 作成日時：2022年12月23日 19時
