34話目 ページ34
数台のカメラが所々、人が動いている所を映像化され、この中に犯人が紛れ込んでいるはずだ。
rbr「犯人はメイド服を来た女が死角に写りこんだわ。やけど、特徴までは判定出来んかった。」
my「しかし、ロボロ様はなぜ私なんかが此処に?」
rbr「チーノから聞いたで、あんさん感がええんやろ?このカメラの中から、特定出来るか?」
カメラ越しで?いや、分からない…。今まで肌に感じた事を目で通すことなんて一度もない。
my「……やってみます。」
ライトが目に染みるが、それでも挑戦したい…。
訓練所には兵士達が特訓し、
休憩室にはさっきまでいたメイド長が居なくなり、
教室ではアイさんが授業を受けていて…。
畑や図書館に全く怪しい動きもないし、
医務室では何故かしんぺい神様は誰かの上に乗ってるのが意味不明だし…。←
my「……キッチンに居る。」
rbr「…成程、今は人に紛れて居るが了解した。
あんがと、マイさん。」
my「はい、失礼します…。」
何故だろう…。確かにキッチンの方は、分かりやすかった。どうしても休憩室にはあの気配がしたんだ。
その違和感が消えぬまま、夕食に向かうしかなかった。
my「みんなお疲れ様〜。」
me「おっす!」
ミィさん私流石にツッコマないからね?流石にもうありのままの自分に進んでいくか。
後から合流したアイさんと…目が少し赤くなっているミネさんが来た。
me「……あまり無理すんなよ。」
my「いつでも、頼ってくださいね。」
i「ミネさん、今日はキノコの味噌汁だそうです!」
mine「えぇ、皆ありがとうね…。あら、本当だわこのとろみのある優しい味噌汁は、なめこね。」
良かった、元気なミネさんに戻れた。キノコに感謝してる。
そして、急遽メイドの集まりは無くなった。キッチンに置いてあったナイフが、何者かに盗まれたのだ。
4人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:み〜と | 作成日時:2022年12月23日 19時