12話目 ページ12
夕食前に、至急メイド長から集まりが入った。本題は勿論、畑が荒らされた件だ。
幹部であるひとらん様の畑を荒らされたので、観光客または嫌がらせは、国に対しての行為と見做される為、警戒が必要だと忠告された。
先輩達が不安になっている中、一人手を挙げて許可なく告げ口を行う、同僚のジェーンだ。
J「そこのミィさんが犯人ではないかと私は、思います!」
いやもう、お前が犯人でよくね???って思うくらい最悪な空気を作りだしたコイツ…!
me「はぁっ!?なんで俺……私なんですか!」
J「この子、午前の仕事で畑をしていたのをこの目で…!!」
「ジェーンさん、今は犯人探しをしろだなんて一言も言っていませんよ。ミィさんは決して犯人ではないと証言者が既に居ます。
さぁ、話は此処でお開きにします。皆さん、夕食の準備をしましょう。」
メイド長に叱られたジェーンの目には、キッと憎悪に染まっていた。彼女の背景に察知した私たちは声をかけることなく、遠ざけた…。
i「…ジェーンさん。」
me「気にすることないよアイちゃん。アイツ私のこと犯人扱いしたんだぜ?」
mine「陰口は結構よ。さぁ、ご飯食べ…んんん!!?」
「「…?」」
突然ミネさんが変な声を出して、凄いくらいスープをガン見している…。まさか、ミネさんの手元に置いてあるスープに入っているのって…!
mine「鮮度が良くて、雪のような白さ…。それに傘が開ききっていないこれは…!?エリンギ!」
me「キノコマニアなミネさん出たー(白目。」
大のキノコ好きな方なんです。どんなキノコなのかが分かった時、語尾にハートを入れるぐらいキノコ愛が凄いミネさん。
i「へっ!?ミネさんも
mine「あら、アイちゃんもお好きなの!?」
i「はいっ、
なんだろうこの会話。心が綺麗な人とそうでない人によって意味が違うらしい……。
謎の友情が大きく芽生えた後、初めての裸の付き合いということで、浴場で談笑しながら1日が終わったのであった…。
ci side
一方で飯を食った後、例のメイド達の行動について会議を行った。
tn「俺とオスマンからは、双子のとこは異常なしや。姉妹とも仲良く、掃除や他の先輩達の仕事を手伝いに行ったのを確認済みやで。」
こんな感じでお互いの情報を出し合う。
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作者名:み〜と | 作成日時:2022年12月23日 19時