結愛シリーズ【怪盗】＊下 ページ47
「待たせたな」
『おぉ！本物の工藤新一だぁ！顔だけ！』
「一言余計だっつーの」
学ランの上だけ脱いでリュックに閉まったお兄さんは写真でしか見たことないけど工藤新一になりました
「俺は黒羽快斗！よろしくな！結愛ちゃん！」
『あ！結愛の本名知ってるの？コナンくんのことも知ってたりするの！？怪盗さんは何でも知ってるの！？』
「お、落ち着けって」
『大丈夫！誰にも言わないよ！だから快斗お兄さんも人がいるときは結愛のこと心結って呼んで！お願い！』
「……おまえの素ってこんななの？」
なんやかんやでお話しして仲良くなりました！
ファミレスで遅いお昼ご飯をご馳走してもらって、人があまりいない公園でマジックを見せてもらったり
『快斗お兄さんは将来マジシャンになるの？』
「ああ！世界一のマジシャンになってやる！」
「結愛の夢はなんだ？」
『お父さんとお母さんみたいな警察官！』
「お、可愛い警察官だな」
皆に言うと……お父さんに言うと反対されるけど絶対になるって決めてる！
『そしたら、皆のこと守るの！キッドのことも守ってあげる！』
「……俺も？」
『うん！だって快斗お兄さんは悪い人じゃないもん！理由があるから戦ってるんでしょ？』
零さんが結愛に抱き着く
今日の授業は午前中のみで『友達と遊んでくる！』と結愛からメールがあった
門限の5時になっても帰ってこないとGPSで居場所を確認しようとする零さんを落ち着かせて夕飯を一緒に作っていたら帰ってきた
零さんに声をかけようと思ったらもう隣にいなくて玄関に行くとご機嫌な結愛と不機嫌な零さん
『着替えてくるね』と部屋に行ってしまった結愛の後ろを真剣な顔で見つめ低い声で「(人1)」と名前を呼ばれ息を呑む
「結愛から男の匂いがする」
『……零さん。あれ？これなにかしら？』
結愛の部屋の前に白いカードが落ちていて、拾うと可愛いトレードマークがついていた
慌てて後ろを向くと満面の笑みの零さん
「…………出掛けてきますね」
『零さん！落ち着いて！』
「大丈夫ですよ。すぐに仕留めてきますから」
『バーボンにならなくていいから！』
カードの送り主の所へ向かおうとする零……バーボンを捕まえる
ブルーアパタイトの瞳を持つお嬢さん
優しい魅力に誘われて結ばれた運命
次は淡い月明かりの下でお会いましょう
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憂(プロフ) - 無銘さん» ご指摘ありがとうございます。訂正致しました。 (2017年11月30日 13時) (
レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
無銘 - 公安ホームズについてですが、志保が夢主より年下の場合、その旦那に当たる赤井は夢主の弟にあたります。つまり、降谷からしても赤井は弟になるので、兄と言う表現は間違ってますよー (2017年10月13日 23時) (レス) id: 9e2dbad905 (このIDを非表示/違反報告)
憂(プロフ) - りんさん» りんさんいつもありがとうございます！ (2017年8月17日 15時) (レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続き楽しみにしてますやっぱり話が面白い!! (2017年8月17日 15時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
憂(プロフ) - 零音さん» ご指摘ありがとうございます。訂正しました。 (2017年7月30日 5時) (レス) id: d461347606 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憂 | 作成日時：2017年7月11日 23時
