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~Letter~ ページ6
「Aへ
こんな形でサヨナラになってしまって、本当にごめんなさい。でもきっと、話すとうまくまとめられないから、手紙にしました。
あの日、貴方を見つけて私の人生は変わった。貴方は私の光だったのよ、知らなかったでしょ？Aが居てくれたら私、どんなことも耐えられた。両親の言葉にも、周りからの目も気にせずに。
でも、貴方はどんどん夢を叶えていった。周りに認められて喜ぶ貴方は、私の知ってる貴方じゃなかった。怖かったの、大好きな貴方さえも私を見てくれなくなってしまったから。私の居場所が無くなっていくように感じてしまったから。Aが私を想うたび、私は私の黒い部分を隠せなくなっていったの。
だけどそれは私の思い違いだったね。Aは私をちゃんと見てくれてたね、なのに酷い事沢山しちゃった。やっぱり私、Aがいなきゃなんにも出来なかった。弱かった。こんな最低なことして、心も体もボロボロで、もう立ち直れない。
こんな最悪な選択、きっとAは怒るかな？手紙、気づいてくれるかな？私の事、嫌いになってないかな？
…………でもね、私は最後まで、、、大好きだよ」
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作者名：M丸ちゃん | 作成日時：2023年7月8日 17時
