【あんスタ】白い光の中で IV《七種茨》 (ページ15)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:4,326 hit

episode102 ページ15

ｽﾀｯﾌ①「Adamのお二人、リハーサル終了です！次、Eveのお二人入られまーす！」

ｽﾀｯﾌ②「次コレ運んでください！奥の方にもまだあるので随時持っていきます！」

ｽﾀｯﾌ③「テレビ局との連絡どーなってるー！？打ち合わせ詰めとかないと時間ないから連絡急いで！」

ライブ2週間前
忙しいEden組は、全員で合わせをする時間も少なく
スタッフさんもバタバタ状態

ライブ開始は午後18時
午前中は別の局で番組収録がある

『当日のスケジュールは大丈夫なの？』

茨「これでも無くしたほうですよ。番組収録は流石に外すことができませんでしだが」

『体調大丈夫？何だか顔色がよくないよ？』

茨「最近まともに寝れてませんからねぇ！まぁでも、これは仕方ないことですし、何より」

『？何より？』

茨「…………いえ、なんでもありません」

『そこまでためられると逆に気になるじゃん』

茨「そんなことより、Aさんこそ大丈夫なんですか？最近遅くまで作業してらっしゃいますよね？」

『あー、うん。今のところは大丈夫！』

ｽｯ…

『えっ』

茨「隈ができてますよ。本当に、大丈夫なんですか」

私の目元を撫でる彼の指先が
ちょっと冷たくて

(『こ、ココ現場なんですけどっ//』)

『だ、大丈夫！！もうしっかり大丈夫！(？)』

茨「それならいいですが、では自分はこれで失礼しますね！敬礼〜☆」

そう言って何事も無かったように去っていく彼
あの日以来、ほんとに私は彼を意識しすぎている…気がする

『な、なんなの…もぅ//』