【あんスタ】白い光の中で Ⅲ《七種茨》 (ページ9)

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episode59 ページ9

『(ﾀﾋ)…………』

作曲が思うように進まず思考が停止寸前だった

『(くっそぉ…茨くん絶対こうなることわかってた(怒))』

遡ること二時間前───、

茨「では、ライブの話は以上で終わりです。この後は雑誌の撮影等の仕事がありますので、みなさん準備を」

『あ、じゃぁ茨くん私m「あぁ！失礼ですが、Aさんは本日はこちらに残っていただきたい」………ん？？』

茨「いやぁ、Aさんには最高の曲を書いていただきたいので"たっぷりと"時間がある方がいいかと思いまして！」

日「うんうん！ぼくたちの曲なんだから、しっかりといいものにしてもらわなきゃ困るね！これからの時間を思いっきり使うといいね！」

凪「私たちの事なら心配しないで？Aさんは作曲に集中して欲しいな。もし眠っていたら、また運んであげる」

『それは大丈夫です！！//』

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『て感じで言われたものの………一向に進まないんだよなぁ、、、』

前みたいに書けないわけじゃない。
ただ、しっくりこないというか納得いかないというか

『インスピレーションがわかないというか……………あ、そうだ！インスピレーション！！』

その言葉で思い出したのはある一人の"天才作曲家"
何かヒントをくれるかもしれないと思った私は、部屋を飛び出し"彼"を探した