不釣愛 [藤原愁] (ページ50)

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続編のお知らせページ50

皆様お久しぶりです。ｉです。

この度はここ処まで読んでいただき、ありがとうございます！

だいぶ暗いお話になってきましたね(-_-;)

ここで一旦、話数の関係で続編へいきます。

ですがその前に、夢主ちゃんについて解説をしたいと思います。

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夢主ちゃんはとっても真面目で正義感が強く、優しいです。長所であるはずのその性格が、かなり極端なので短所になっているのが特徴です。

両親から姉の死の真相を訊いたとき、自分なりに思うところがあったにもかかわらず、両親が自分を守るためにしてくれたことだと思うと、それを無下にはできない。でも、自分の中にはきちんと思いがあって…だから、何もできずに立ち止まってしまうのです。

自分の気持ちや思いと、相手の思い。どちらも大切だから、尊重しなければならない。その様に考えてしまう子なのです。

でも、皆さんが知っている通り、相手の本心や思いは当人にしかわかりません。いくら相手の気持ちを考えて行動しても、相手は自分と同じ人間ではないので、いつもいい結果になるとは限りません。当たり前のことです。

なのに夢主ちゃんは、相手が傷つくくらいなら自分が傷ついた方が良いと考えているのです。自分の言動で相手がどれほど傷つくかわからない。でも自分が傷つく分には程度が分かる。だから、本来10人に1ずつ与える可能性のある傷を、自分に全て向けてしまうのです。結果、自分に10の傷が付きます。それを繰り返すと、自分が壊れると分かっていても・・・。

夢主ちゃんが自分を傷つける根本的な原因は何だと思いますか？

その答えは、続編で。