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桃side
桃「…………………見失った」
子供とデパートに行くなんて、迷子になるのは分かりきってた。
だいきくんのおもちゃを見に来ていたはずやったのに、
大人になってなかなか踏み入れなくなったおもちゃコーナーに
俺が目を離せなくなってしまっていた。
責任もって育てます。なんて言った初日からこれって…。
ほんま情けない。
インフォメーションセンターに行けば放送してくれるやろうか。
そう思い向かおうとした時、
青「望?」
桃「流星…」
中学からのダチ。流星がいた。
流星が働く美容室には、月一で行くから今でももちろん仲良し。
青「どうしたんこんなところで」
桃「その…人と、はぐれた、というか…はぐれたんよ」
青「ほな探さな。どんな人?」
桃「んーと、白い、服着てる子…で、」
青「白い服着てる人なんか数え切れんくらい居るわ」
子供って言えば、え!って騒ぐやろうし…
里子って言えば、なにそれって言いそうやし…
青「なぁ、どんな人?身長とかあるやんもっと」
桃「あぁぁ!子供!後で事情は話すから。とにかく子供!」
青「え、子供…?」
めっっっちゃ戸惑ってたけど、すぐさま探してくれてる流星。
青「あ、望…。あの椅子に座ってる子は?」
桃「っ!だいきくん!」
ソファに座ってキョロキョロしてる姿は、正に探し人だった。
赤「のんちゃ…っ、」
桃「良かった…。ごめんな、手離してごめん…」
赤「ぼくも…かってにちがうとこいってごめんなさい」
半泣きのだいきくんを抱っこし、背中を摩ってたんやけど、
青「え、どういうこと…?」
忘れてた。
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藤井流星 美容師
流星くんが働いている美容室は、
小瀧くんと神山くんが通っている設定にします。
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やっと流星くん出せました…( 笑 )
照史くんも時期に出しますので、お待ちください。
あと、重岡くん以外のメンバーは、誰かしら繋がりがあるって形にしたいので、
ちょっと無理やりな設定が出てきた時は、
目を瞑っていただけるとありがたいです。笑
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作者名:ヨン | 作成日時:2021年12月16日 14時