幸せ大量摂取 ページ16
「そういえば、あの子って…？」
あんずちゃんが藍良くんを見ながらそう言う。
そういえばまだこの時空ってズ！！じゃないよね、ズ！の時代だよね…？？
藍良くんのことを知らないのも妥当か… あんずちゃんと藍良くんの初対面は一年後のはずだから、今はあまり詳しくは言わないようにしておこう。
『ネッ友！今日会って遊ぶことにしたの』
「へぇ〜！ネットで知り合った子か〜、そんなに仲いいんだね」
仲いいんだね。そう言われてふいにハッとした。
私、今までどうあがいても絡むことが出来なかった子と仲良くできているのか。
突然襲われた不思議な気持ちに、体がふわふわとする。
「お、お〜い？どうしたの、Aちゃん」
『……！ちょ、ちょっと考え事してぼ〜っとしちゃっただけ』
あんずちゃんの声でハッと意識が戻る。
こういうところがよくあるのはどうにかしたい。
「それならいいけど…
あ、もうこんな時間！これお会計してこないと…Aちゃん、またね！羽風先輩は……あの子と話しているようだから後で説明してもらってもいいかな？あの店の近くにいるって」
『分かった、説明しておくね』
「ありがとう！」
たた、とやや急いだ様子であんずちゃんがレジへと向かう。
焦ってる姿もかわいいな……(限界オタク)
今も尚二人で喋っている(主に藍良くん)のところへ近づき、声をかける。
『盛り上がってるところ悪いんですけど、羽風先輩！
あんずちゃん、レジで今会計してますよ。終わったらあそこで待ってるって』
「えっ、ほんと？…あ、時間が……
Aちゃんありがと！そしてそこの子もありがとね」
ばちっと私達に向かってウィンクをする。
うん、イケメンだ。とてつもなくイケメン。(語彙力)
「は、はわわわァ…！！すっっごくよかったァ〜…！！
はあっ、余韻が抜けないよォ〜！」
『羽風先輩、キラキラしてたなぁ…』
「と、というか小鳥さんっ！
さっきから羽風先輩って……羽風薫の後輩だったのォ！？同じ高校〜！？ってことは夢ノ咲学院なのォ！？」
『え、言ってなかったけ…？うん、夢ノ咲学院だよ』
「ええっ！？おれが行きたい高校の生徒さんとおれは繋がってたっていうのォ〜！？
だ、ダメもう今日のおれ幸せ…！もうしんじゃうかもォ！」
『そんなに嬉しかった？』
「当たり前だよォ！！」
興奮気味でマシンガントークをしてくる藍良くん。
それほどアイドルが好きっていうことか…(？)
かわいいな。(末期)
ー
勝手に完結なってて驚き
終わり
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ドラゴン(プロフ) - 続きはどこですかああああああああああああああああああ (9月1日 7時) (
レス) id: 18ef001b87 (このIDを非表示/違反報告)
俺くん - 占ツクにドルあん好きがいたとは……とても小説面白いです！！私の推しカプは薫あんとひなあん、いずまこあんが好きです…… (2023年1月25日 14時) (レス) @page7 id: ec5465cbcf (このIDを非表示/違反報告)
蒼空麗(プロフ) - 更新頑張ってください！私はUNDEAD×あんずが好きです！！！！！ (2022年10月27日 16時) (レス) id: ee676be244 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ（自称天才☆）(プロフ) - 更新待ってます！ちなみに推しカプはレオあんとまこあん泉ですね...でも推しは夏目様なんだよね...はぁ。（推しカプありすぎて一つに絞れなかった人の大きなため息） (2022年9月26日 0時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - 私もドルあん愛してます…なんでもいける雑食ですが、ひなあんとレオあんは特に好きです！！✨この作品とっても大好きです、更新頑張ってください〜〜！！ (2022年7月9日 20時) (レス) @page15 id: 25043c6aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星空 | 作成日時：2021年9月26日 9時
