あんずちゃんと薫と ページ15
『あれ〜？藍良くんいないな…』
入り口から見て見る限り藍良くんの姿は見当たらない。
恐らくここから見えない奥の方にいるのだろう。
そして、アイドルグッズ屋に入ろうとすると……ぽんと肩に手を置かれた。
「Aちゃん！偶然だね〜♪」
『は、は…羽風先輩！？』
おいなぜ私なんだ。君にはあんずちゃんという超絶プリティーガールがいるでないか。
それと薫あん見れなくなるやろがい。早くあんずちゃんのところへ戻ってランデブーして……
「小鳥さ〜ん！待たせちゃってごめ……って羽風薫ゥ〜！？」
「ちょ、ちょっと君！声大きいよ！」
笑ってしまうのほどのグッドタイミングで藍良くんが戻ってきた。
ドルオタである藍良くんは薫の姿を見て顔を真っ赤にしてあたふたしている。薫は帽子とマスクをしているがそこから隠しきれないアイドルオーラが溢れている。というか髪型とか的に薫に見えなくもない。
薫はさらに深く帽子をかぶって周りの人たちに気づかれないようにしていた。
ここアイドルグッズ屋前だもんね。薫…というかUNDEADのファンがいないとも言い切れない。
「は、はわ…どうしよォ…！生の羽風薫だァ…！あ、あのっ、サイン貰えますか…！？」
「えあっ、いいよ」
超絶興奮している藍良くんとまだ焦っている薫。なんだかシュールだ。
薫は藍良くんが別の店にいるときにで買っておいたらしい色紙を取り出して薫にサインを書いてもらっていた。色紙、めちゃくちゃいいタイミングで買ったな。よかったね藍良くん…
『私どうしよ…完全に空気』
「あっ！Aちゃん！」
「あんずちゃん〜〜〜！！？！」
過剰反応した。ついつい。
だってプリティーガールによるプリティーボイスで名前呼ばれたら誰だって嬉しくならない？…私だけか。それかあんずちゃん限定なのかもしれない。
「Aちゃん、何をしてたの？」
『友達とおでかけ。あんずちゃんは？』
「プレゼント買いに。羽風先輩と一緒に来たんだよね」
やっぱデートじゃん〜〜？？！！！はあ最高。こんなドルあんを身近で感じられるとか最高すぎない？トリップとかいう意味分からんことしてるけど 生で感じるドルあん成分美味すぎる。
「プレゼント買いに来てたんだよね。羽風先輩、そういうの慣れてるかなって」
『絶対羽風先輩喜んでる』
「うん、凄く喜んでたよ あんずちゃんからデートのお誘い〜だとかね」
くすっと笑うあんずちゃん。可愛いしんだ。
やっぱりデートだと思うよね薫。
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ドラゴン(プロフ) - 続きはどこですかああああああああああああああああああ (9月1日 7時) (
レス) id: 18ef001b87 (このIDを非表示/違反報告)
俺くん - 占ツクにドルあん好きがいたとは……とても小説面白いです！！私の推しカプは薫あんとひなあん、いずまこあんが好きです…… (2023年1月25日 14時) (レス) @page7 id: ec5465cbcf (このIDを非表示/違反報告)
蒼空麗(プロフ) - 更新頑張ってください！私はUNDEAD×あんずが好きです！！！！！ (2022年10月27日 16時) (レス) id: ee676be244 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ（自称天才☆）(プロフ) - 更新待ってます！ちなみに推しカプはレオあんとまこあん泉ですね...でも推しは夏目様なんだよね...はぁ。（推しカプありすぎて一つに絞れなかった人の大きなため息） (2022年9月26日 0時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - 私もドルあん愛してます…なんでもいける雑食ですが、ひなあんとレオあんは特に好きです！！✨この作品とっても大好きです、更新頑張ってください〜〜！！ (2022年7月9日 20時) (レス) @page15 id: 25043c6aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星空 | 作成日時：2021年9月26日 9時
