UNDEADのプロデュース見学 (?) ページ7
どうやら今日は(私だけ)プロデュースの初仕事。
あんずちゃんはもう何回かやったことがあるらしい。
「Aちゃん、今日は私がお手本を見せるから、今日はそれを見ててね」
あんずちゃん…!なんて優しいんだ…!!!
ちゃんと見て、次のプロデュースに役立てよう。
『ところであんずちゃん、プロデュースするユニットって…?』
「えっと、UNDEADだよ」
手に持っていた書類をチラッと見たあんずちゃんがそう言う。
UNDEAD〜〜!!?あの色気グループ〜〜!!??
えっえっ、ただ見学するだけとはいえコミュ障にそういう雰囲気は耐えられるのか…!?
…頑張ろう
頭の中で色々考え事をしていると、ついに部屋に着いた。
「待っておったぞい、二人とも」
生で聞けた零さんのおじいちゃんボイス!!!!
「おっ!あんずとAじゃねぇ〜か!」
「あはは、わんちゃん嬉しそ〜」
「うるせぇ!チャラ男!!」
「肉はちゃんと食っているのか?」
個性豊かだな…
「プロデュースを始めるよ〜」
「今日はAはプロデュースを見学しに来たんじゃろ?」
『は、はい!そうです!』
「ええ〜、気合が入っちゃうな〜♪」
そんなこんなであんずちゃんによるプロデュースが始まった。
悪いところをビシバシ伝えていくが、良いところは褒める。
こりゃ凄腕プロデューサーって言われるのが分かるわぁ…
最初と最後で、UNDEADのダンスが格段的に上手くなっているのがわかった。
あんずちゃん、本当に凄いなぁ…私も次から頑張らないと。
〜
『あんずちゃん本当に凄かったよ!』
「そうかな?ありがとう」
あんずちゃんがへにゃっと笑った。
いつもしっかりしててお姉さんなイメージがあるけど、笑うと幼い雰囲気になるんだな。
「Aちゃんも頑張ってね。困ったことがあったら私が手助けするから」
『うん!ありがとう!!!』
あんずちゃんはこっちの世界での一番の心の支えだなぁ…!
〜
昼休みに、庭の木陰で休んでいると、突然の眠気が来て寝てしまった。
…なんで寝ているんだろう。
しばらく経ったとき、膝に重みを感じ目が覚めた。
『…凛月?』
何故か凛月が私の膝の上で寝ていた。
…頭をどけて、この場から退散しよう。
「ねぇ」
頭を退けようとすると腕をガシッと掴まれた。
「俺が予約していたところに寝ていたから膝枕で許そうと思ったのに
俺に何も言わずに逃げようとするなんてどういう訳?」
『別に逃げようとしているわけじゃ』
面倒くさいことになった。
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ドラゴン(プロフ) - 続きはどこですかああああああああああああああああああ (9月1日 7時) (レス) id: 18ef001b87 (このIDを非表示/違反報告)
俺くん - 占ツクにドルあん好きがいたとは……とても小説面白いです!!私の推しカプは薫あんとひなあん、いずまこあんが好きです…… (2023年1月25日 14時) (レス) @page7 id: ec5465cbcf (このIDを非表示/違反報告)
蒼空麗(プロフ) - 更新頑張ってください!私はUNDEAD×あんずが好きです!!!!! (2022年10月27日 16時) (レス) id: ee676be244 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(自称天才☆)(プロフ) - 更新待ってます!ちなみに推しカプはレオあんとまこあん泉ですね...でも推しは夏目様なんだよね...はぁ。(推しカプありすぎて一つに絞れなかった人の大きなため息) (2022年9月26日 0時) (レス) id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
彩音(プロフ) - 私もドルあん愛してます…なんでもいける雑食ですが、ひなあんとレオあんは特に好きです!!✨この作品とっても大好きです、更新頑張ってください〜〜!! (2022年7月9日 20時) (レス) @page15 id: 25043c6aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星空 | 作成日時:2021年9月26日 9時