放浪者とお嬢様 2 ページ9
2人の間に微妙な空気が流れていると…
？「あ、あのっ」
と、藤田茜ボイスが聞こえてきた。
「ちょっ、スクロースさん。あまり2人に話しかけない方が…」
と、クラスメイトの忠告を聞かず、スクロースと呼ばれた彼女が私たちの前に立つ。
スクロース「あのっ、今日2人日直なので、お仕事お願いします…！」
『分かりましたわ。教えてくださり感謝致しますわ』
そう言い、席を立つ。
『ほら、放浪者もサボらないでくださいまし？』
放浪者「はぁ？なんで僕が」
『行・き・ま・す・わ・よ？』
放浪者「分かったから袖を引っ張るな、この金バカめ！」
放浪者くんをズルズルと引っ張りながら、A自身の記憶を辿り職員室に向かった。
Aたちが去ってからの教室。
「あのAさんが……？」
「日直の仕事を……？」
「明日槍とか降ったりする？」
「おい、ばか！録音機とかあったら俺ら消されるだけじゃ済まないぞ！」
「ぐ、偶然だよな？」
ファルザン「あの頑固な放浪者をも日直の仕事をさせるとは、お主中々やるのう」
スクロース「えっ、え？」
後に、この出来事を見た人たちは、しばらくスクロースの事を裏ボスと呼んでいたとか呼んでいないだとか。
『……』
放浪者「どうしたんだい？」
『私たちの担任の名前って何でしたっけ？』
放浪者「はぁ！？」
仕方ないじゃん！急に転トリしたんだもん！
放浪者「ウェンティ、またの名をバルバトスだよ。
君が従えさせようとしてた人の1人だと思うけど？」
まぁ、無理だったけどね。と嘲笑う彼は結構性格悪めと見た。
ってかAは先生も従えさせようとしてたのか！？
そりゃあ、先生も風男子と呼ばれている1人だけど…
恐ろしいわ、この子⇽今更
放浪者「……
(いつもの感じでこっちに突っかかればいいものの
今日の君はまるで別人のようだよ)」
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創造者 - この作品大好きだ！ (5月6日 1時) (
レス) @page11 id: aec583b91f (このIDを非表示/違反報告)
うえ - すごい好きです..！！！応援してます！！頑張ってください〜！！ (4月7日 21時) (レス) id: 0e5cf0185e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宵闇 | 作成日時：2024年3月11日 1時
