漆黒を纏う少女【REBORN】 (ページ21)

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018 挨拶と思うことページ21

～姫亜薇side～

私は今、日陰で人使いの荒いヒットマン【リボーン】に言われて銀の髪の人を遠目から見ていた

その人は中距離技を完璧にしたいらしく、何回もダイナマイトを投げては倒れていた。

私が見かねて出ようとするが、Aが言うボス候補が来てしまった。

どうやら、D.rシャマルもいたらしいから、出るのを拒んでしまう。

(リボーンの言ってた師匠ってあの人だったんだ……

　仕方ないからあの人のやり方でも……)

そう思った時に、あの銀の髪の人が穴に落ちてしまった。

それを助けたのは沢田家光だったから、私は安心して見ていることができた。

「ふぅ……よかった………………………」

私が呟くと同時にようやく、シャマルがやる気になったらしいのでこれまた安心できる。

そして、私は中距離技の完成を見届けたいので、ボス候補がいる前に出てきて軽く挨拶をした

「こんにちは。私、月野姫亜薇。これからきついだろうけど頑張ってね」

(……………嗚呼。挨拶した瞬間、シャマルとかすごい怖いけど、
私だって……………………射撃・砲撃・中距離技のプロなんだから！それくらいできなきゃね……)

と内心思っているとあの人使いの荒いヒットマン【リボーン】が口を開けた。

「師弟コンビが揃ったな……お前たちは見ていてくれ」

私がこくんと頷くと隣には【漆黒姫】もいた。

どうやら、彼女はボス候補の方の指導をするらしいが、ボス候補にはマフィアということをまだ隠している。

私や飛向のことも単なる見学者と言ったらしい。

今日はもう暗くなったのでボス候補が帰っていったのを見計らい、まだ飛向が帰ってきてはいないけどあの人のことだからと私と【漆黒姫】は安心して一緒に帰った＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿