漆黒を纏う少女【REBORN】 (ページ19)

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016　知り合いページ19

「このリングは、ボンゴレ後継者である証だ」

そうリボーンが言うとツナは焦って話を終わらせようとするが、獄寺は目を輝かせて話を止めようとするツナに言う。

「………こんな、感激ですっ！！十代目！！！光栄です！！」

そしてリングの説明へと移り、山本は、雨のリング、獄寺は嵐のリング。

ツナは大空のリングとリボーンが説明していった。

その瞬間に、山本と獄寺がダッシュで外へと出て行ってしまったのをツナはボーと見ていたが、やがてリボーンが姫亜薇に言った。

「……………おいっ！！お前。あいつを追えっ！！」

ツナはその言葉に気が付き、見知らぬ少女や少年の方を見て言った。

「おいっ！！リボーンっ！！見知らぬ人を巻き込むなよ！！一般人をっ！！」

ツナがリボーンに反論するとリボーンは思い出したかのように言った

「………ん？こいつらは俺の知り合いだぞ？戦闘能力も一般市民より、かなり上だぞ？」

その言葉に耳を疑うような仕草を見せ、再度二人を見ると少女と少年はきょとんとしていたが、

リボーンが「早く追えっ！」というと少女はため息をついて、言った。

「もう……分かりましたから、あの人達を追えばいいんですね？

　特に銀の髪の方を…知りませんよ？後から

私の砲撃・射撃対象になっても……」

少女の言葉に又ツナが驚いているとリボーンが少女と少年の説明をした。

「…まず、黒い羽織りものをしているのは、月野姫亜薇。もう一人の黒髪の奴が、嵐飛向。

二人は基本穏やかな奴らだがな……とにかく！姫亜薇は、獄寺を追うんだぞ」

その瞬間に、姫亜薇は深々と頭をさげると、病院の外に出ていった。

「………俺は……あの元気そうな方を？」

飛向が確認するかのように聞くとリボーンが頷いたため、外に猛スピードで出て行ってしまった

残されたツナはディーノにすがりつくものの、別の試練をすることになったのだった。