124 裏切り ページ33
_____築き上げるのには長い時がかかるのに
壊れるのは一瞬だなんて、一体何なんだろうね?
――――――――――――――――――
――――――
A「あ……ッ」
背中が痛い、血がどくどくと流れてて気持ち悪い……
私は何とか立ち上がり、炯から距離を取る。
炯「あり?浅かったかなァ…」
いつものように笑いながら炯は近づいてくる。
逃ゲナクテハ…
……本能がそう言っている。
だけど…けれど頭がついていかない。
何故?何故何故何故何故何故何故______?
A「なんで…」
思ったことが口から出た。
炯「金が、ほしいんだよ。君を捕まえれば大金が手に入る」
そう言って炯は嬉しそうに顔をゆがめて笑う。
___ああ、そっかぁ。
ここで確信した。
最初から仕組まれてたのだ。
あの長州派の脱藩浪士たちと炯は…炯たちは組んでいたんだ。
私に近づいて、油断させて、
炯「Aは血の濃い鬼だからね。それに気ままに一人で
出かけるから…君はちょうどよかったんだよ」
「殺しはしないから」と、
炯は近づいてくる、ゆっくりと
でも、じゃあなんで…?
なんで…____
A「じゃあなんで…私に、感情を…教えたんです……か?」
_____それなら、何にも知らないほうがよかった、ヨ?
47人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
樹(プロフ) - ようこちゃんさん» ありがとうございます…//!頑張って更新していきます!! (2013年3月27日 22時) (レス) id: 2b17fc2cec (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - すごい楽しみですよ〜! (2013年3月27日 16時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - ようこちゃんさん» ここまで読んでくださり本当にありがとうございます!四章では展開が早いと思いますが…主人公に色々なことがあります← (2013年3月27日 12時) (レス) id: 2b17fc2cec (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - ぱーと3が読み終えました。ぱーと4は明日読みます。主人公はどうなるのかな? (2013年3月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - 阿修羅さん» ぁ…何となくわかってしまったかも…… (2013年3月17日 21時) (レス) id: 2b17fc2cec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:樹 | 作成日時:2013年2月15日 19時