108 浪士五人組 ページ17
A「えっと…ヤバいとは?」
ヤバいって…千姫直球に言うんだな。
やばいってさっきの質問を思い出す限り私の体のことだろう。
性格がヤバいって言われたら私はいろいろと終わっているかもしれない。
千姫「それがね…Aちゃん」
そうして千姫はまた小声で話し始めた。
〜千姫side〜
一度屯所を訪れたあの日、Aちゃんと千鶴ちゃんに
『ついていかない』と言われ、強制的に連れ出しても無駄だと思い、
あきらめて八瀬へ帰る時のこと。
菊「姫様、私の後ろへ!」
お菊が急にたちどまって
静かに山の奥のほうを見据えた。
千姫「…どうしたの?」
お菊のただならぬ様子に、
怪訝な表情で聞く。
菊「浪士らしき者が…少し、不審な動きをしております。」
…………?
一体何をしているのかと思い、私はお菊が
見据えている方向を見てみた。
_______顔を隠した浪士風の男が五人。
ザワッと、体に悪寒が走った。
千姫「お菊……あの人たちの後をつけれないかしら?
無理はしないで……」
菊「―――はい、承知しました。……姫様、帰りまでお気をつけて」
お菊はすぐに返事をして、私の前から消えた。
……嫌な予感がする。
これは本当に自分の感。
だけど確か、五年前Aちゃんをつれて行った者は
五人の浪士。____もしかして、だけど。
一度男たちの様子をみて、私は八瀬へと帰った。
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樹(プロフ) - ようこちゃんさん» ありがとうございます…//!頑張って更新していきます!! (2013年3月27日 22時) (レス) id: 2b17fc2cec (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - すごい楽しみですよ〜! (2013年3月27日 16時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - ようこちゃんさん» ここまで読んでくださり本当にありがとうございます!四章では展開が早いと思いますが…主人公に色々なことがあります← (2013年3月27日 12時) (レス) id: 2b17fc2cec (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - ぱーと3が読み終えました。ぱーと4は明日読みます。主人公はどうなるのかな? (2013年3月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - 阿修羅さん» ぁ…何となくわかってしまったかも…… (2013年3月17日 21時) (レス) id: 2b17fc2cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:樹 | 作成日時:2013年2月15日 19時