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三郎「(熱がある)」
二郎「くそっ…(こんな熱だして俺たちを助けてくれたのかよ…)」
二郎「おいっ、こいつ家に運ぶぞ」
三郎「え、家にって」
二郎「俺たちを助けてくれたんだ
いちにぃも文句言わないだろ
それにこのまま帰ったら後味悪いし…
いちにぃにも怒られるし」
三郎「…分かった」
––––––
萬屋山田
一郎「おかえ…そ、その傷どうした？」
三郎「…ただいまです」
二郎「ただいま」
一郎「えっと、その子は？」
二郎「実は…」
一郎「そうか…つまりお前たちが襲われてるところを助けてくれてさらに熱まで出てたと」
一郎「…(しかしこいつ見た事あるな)」
一郎「A？」
A「ん…」
三郎「…！いちにぃ！知り合いなんですか？」
二郎「…」
一郎「前にも話しただろ？こいつは…」
二郎「…いちにぃがやられそうなときに助けてくれた喧嘩が強い女性…」
三郎「…っそれって…この人？」
一郎「あぁ！よく覚えてたな！」
A「んん…ここは？うっ、頭いた」
一郎「おいっ！大丈夫か？」
二郎「お、おれ！何か飲み物買ってきます！」
三郎「ぼ、僕は、冷やすもの持ってきます！」
一郎「お、おぅ…」
–––––––
あれからだっけ？
2人の態度が徐々に変わっていったのは
A「(懐かしいな…)」
銃兎「飴村さん、駅に着きましたよ」
A「あ、ありがとうございます！」
銃兎「また、何かあったら こちらにご連絡お願いします。あなたの為ならすぐに駆けつけますよ」
A「ありがとうございます」
銃兎「それでは、お気をつけて」
––––––
新宿 (駅前)
A「(あ、あれは…)」
A「こんばんは」
独歩「あ、Aさん、こんばんは」
一二三「やぁ、こんばんは レディーがこんな夜に外出だなんて関心しないなぁ」
A「え、…(前と違うような…)」
独歩「こいつ、スーツを着ると人が変わるんです」
独歩「あまり 気にしないでください」
A「…はい」
独歩「それより、あの時はすみません…」
A「あの時？」
独歩「はい、落し物を拾ってもらったあげく警察まで…」
A「あぁ！全然大丈夫ですよ」
神宮寺「やぁ、待たせてしまったかね…おや？」
A「じ、寂雷さん!?」
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作者名：yukiusa | 作成日時：2022年3月15日 15時
