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Aside
ストローを口にいれ、牛乳を吸い込む。
気がつけばすっかり朝になり、朝ごはんが届けられたところだ。
５人の死者を出した教室には不穏な空気が漂っており、自分の苛立ちを他人に押し付ける人が多かった。
その時
小宮山｢だから離れてって言ってんの！！｣
うおっ
突然の大声に驚愕する。
魚住｢そんな言い方しなくてもよくない……？｣
河合｢どうしたの？｣
魚住｢私のこと……臭いって｣
それは理不尽な話だ。
お風呂に入ってないのは此処にいる全員が同じだ。多少の体臭がしても可笑しくない。
水越｢ほんとのことでしょ？
何時も汗かいてるし｣
魚住｢新陳代謝が活発って言ってもらっても良いかなぁ！？｣
新陳代謝が活発、それは良いことだ。
真壁｢そういえば、内通者の事なんだけど
あれが本当なら、先生と繋がってる生徒がいるって事だよね……？｣
石倉｢……っていうことは
この中に、うーらーぎーりーもーのーがーいーる。
ってことか？｣
態とらしく裏切り者を強調して、それに合わせるかのように周りの人が疑う可のような目で顔を見合わせる。
私はその様子を眺めながらストローをズズッと鳴らした。
兵頭｢その裏切り者は水上じゃねぇの？｣
突然名前を呼ばれた。
私は兵頭をじっとりと見る。
兵頭｢水上いっっっつも美術室に居るよな？
それにぶっきー水上のためにこの事件起こした感じだし？
犯罪者ピエロには裏切り者の名前がお似合いじゃねぇの？｣
うざいなぁ
という感情を隠しつつも、私はにこやかに答えた。
｢私は違う。
共犯者なら一日目に先生をあんなにボコボコにしてない。
先生が体を鍛えてたから良かったけど、普通の人なら骨一本や二本は逝ってたよ｣
兵頭｢ふ〜ん。俺達の信頼を得るためだろ？
………さっさと吐けよ！！｣
耐え切れなくなったのか、兵頭は拳を振り上げた。
周りから悲鳴が上がる。
っもう！面倒だな！
そう思ってその拳を止めようとしたとき
甲斐｢……やめとけ｣
私の前に甲斐が立っていた。
兵頭｢甲斐………｣
甲斐｢そんなことしても教室の空気が悪くなるだけだ。
やめとけ｣
甲斐の威圧に負けたのか、兵頭は自分の席へと戻って行った。
それを見届けた甲斐はロッカーに座る。
………何故？
甲斐は私を嫌ってるはずだ。
何故、止めたのだろう
｢………有難う｣
そういうと、甲斐は分が悪そうにそっぽを向いた。
変なの
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雪椿 - 桜花さん» こちらこそコメント有難うございます！更新頑張りますので、之からも楽しみに待っていただけると嬉しいです。 (2021年3月5日 21時) (
レス) id: c09b58169c (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 更新ありがとうございます！ヽ(*´＾｀)ﾉ更新楽しみにしています (2021年3月5日 17時) (レス) id: 387b35d945 (このIDを非表示/違反報告)
くーと。 - う、うれじいでずぅぅぅう！( :д:) (2021年3月2日 23時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
雪椿 - くーと。さん» 待たせてしまって申し訳ありません……。テスト週間でした……（´・ω・｀）これから更新できる日が増えると思いますのでよろしくお願いします！ (2021年2月27日 22時) (レス) id: c09b58169c (このIDを非表示/違反報告)
くーと。 - やっときたぁぁぁあ！！ (2021年2月27日 16時) (レス) id: 717497968a (このIDを非表示/違反報告)
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