【銀魂】妹を守ってるだけです。【愛され】

9話 ページ9

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『阿伏兎。髪の毛やって。』

お気に入りのピンク色のイスを引きずって、Aは書類整理に追われている阿伏兎の前に座る。

「あー…ちょっと待ってろ…………よし。」

署名を終えると、阿伏兎はAの後ろに立つ。


「今日はどういうのがいいんだ？」

『あのねー…
おにーちゃんと同じヤツ！！』

「りょーかい」


阿伏兎はAの長い髪の毛をとかす。

母親譲りのサーモンピンクのロングヘアはAの自慢であり、ホコリでもある。


髪の毛をとかし終えて、次は結にかかる。

長さは神威の倍以上あるので、もちろん。時間も倍以上。


Aは足をブラブラさせて待っている。


「よし。できたぞ。」

『阿伏兎ありがとー！じゃーね！』

Aは阿伏兎の部屋を後にした。


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「A！！！！俺とお揃いだね！！！
可愛いよ！！結婚しよう！！」

『ん！A大きくなったらおにーちゃんとケッコンする！！』

「言ったね！？言ったよ！！
約束だからね！！じゃあ後、10年くらいしたら結婚しようね！！」

『うん！！』

神威の腕に飛び込むAを見ていた第七団の者達はみな医務室へ向かったと言う。

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