検索窓
今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:6,123 hit

2話 ページ3

あの後、すぐに今日あったこと仕事の同僚でもある幼馴染に話した。

 
  そして、出会った時のこと、好きになった理由、そして振られた理由。

  沢山の事を話した。このことを話したのは、久々だ。

  そんなことを話し終えたタイミングで香菜が、

香菜「恋は、雨夜の月なんだよ。そして、失恋は春の夜の夢でもあるのだよ。」


  その言葉に、はっとした。

  雨夜の月の意味は、目には見えないものと言う意味がある。

  春の夜の夢は、はかなく短いという意味だ。

  要するに言いたいことは、

  恋というのは、目に見えないものでいつの間にか好きになっていて、

  失恋というのは、春に見る夢のようにはかなく、短い、

  だからまた新しい恋をするということだ。

  確かにそうかもしれない。

香菜「まだ、胸の煙だったら会ってみたらいいじゃない。

  チャンスなんじゃないの。あれから何年経ってるの?」

A「5年だけど…」

香菜「5年も経ってるのよ!Aがうちの書店で働き始めて4年。

  いい加減、モヤモヤしてるのなら、もう一回覚悟決めて当たって砕けろ。

  そしたら、そのもやもやきっと消えるよ。」

  当たって砕けろは、流石に酷くない?

  でも言ってることはたしかに当たっている。

  だからこそ言い返せない。

A「やってみようかな…」

香菜「頑張れ。応援してるよ!」

A「香菜〜。ありがとう。」

  色々話し終えたので、解散し家に帰る。

A「そういえば、香菜、相変わらず博識だな。また色々教えてもらおう。」

 
 




 







  そんなことを考えているとあっという間に家に着いてしまった。

  家の窓から見た空は、『天つ御空』そんな言葉が合うだろう。
 

3話→←1話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
24人がお気に入り
設定タグ:文豪ストレイドッグス , 江戸川乱歩   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

愛雫優月(あいし ゆづき)(プロフ) - 続き待ってます! (4月14日 22時) (レス) @page10 id: b0983097f3 (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ*(プロフ) - 今日はわーちゃんと翡翠ちゃんが来たw (6月27日 21時) (レス) id: 15ebe7dc43 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - モモミさん» モモミちゃん、有り難う!! (6月27日 21時) (レス) id: 88e2c256fd (このIDを非表示/違反報告)
わわわ(プロフ) - ありゃモモミちゃん\(^o^)/ (6月27日 18時) (レス) id: e029d1ca7f (このIDを非表示/違反報告)
ツバキ*(プロフ) - モモミさん» ( ̄▽ ̄;)や、やほ〜 (6月26日 19時) (レス) id: 15ebe7dc43 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:翡翠 | 作成日時:2023年5月25日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。