【カゲプロ】カノ「この孤児院には幽霊がいるんだって(ﾁﾗｯ」セト「えぇぇ!!!?(ﾁﾗｯ」キド「私じゃない!!!(ﾁﾗｯ」貴方「ﾎﾝﾄﾀﾞﾖヘ(・ω・*ヘ)〜」←

いってくる.....なのだ!!! ページ28

ガチャ


シン母「あら？三人して仲良くしてたのね」
俯くシンタローとモモ。それに私。

貴方「今日はありがとうございましたなのだ」

シン母「大丈夫よ。貴女はまだ子供なんだから。
伸太郎、桃どうしちゃったの？」
母殿は異変に気付く。

貴方「私がやったのだ。大丈夫心配しないで、すぐ元に戻る」

シン母「えっ.....？な、何をu...ひっ!?」
私は宙を浮き母殿に目線を合わせる。怖がっているけど仕方ない。


これで最後にするから。
貴方「【私を忘れてくれ】」

このセカイは私が【命令】すると何故か聞いてくれる。
不気味に面白いくらい。



でも.....今すぐ会いたい、とか


皆を助けて、とか


皆を殺さないで、とか








このセカイを終わらせて、って命令しても聞いてくれない。

.....理不尽だ。


そんな事を考えているといつの間にかドアの前
この家の玄関口のドア。

ここを出たらもう当分は会えない。寂しい。
貴方「自分で.....言ったではないか..........」




《私を忘れろ》


大丈夫.....大丈夫。今度で最後にする。
今度こそ皆を助ける。ハッピーエンドにする。



メカクシ団、蛇たちやアザミもカゲロウデイズにいる
皆の大切な家族も友達も。

勿論、あのひねくれの[冴える]だって。








貴方「いってくるのだ」
今度こそ失敗なんてしない。思わず泣いたりしない。

ガチャッ


外はもう真っ暗、雨も止んで足が透けはじめている。

.....あ、シンタロー達の声が聞こえる。
声からして、二匹はちゃんと記憶を消してくれたんだろう。


シン母「ほら、二人ともご飯よ！」

モモ「お、お兄ちゃん勝手に部屋に入らないでよ」

シン「仕方ねぇだろ、夕飯なのに部屋から出て来ねぇんだから」

モモ「私はやることがあったの!!!」

シン「やる事ってなんだよ」

モモ「何って.....何だっけ？」

シン「忘れてんじゃねぇか」

シン母「あら？伸太郎いつのまにお風呂に入ってたの？」

シン「え、帰ってきた時濡れた...から？」

モモ「そうだよお母さん」

シン母「じゃあご飯にしましょう」

シン「あれ？そういえば.....」




キィー...............


シン「何か忘れてねぇか？」


ガチャンッ

寝坊助←→←蛇と約束

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