シンタロー ページ24
どう答えればいいか迷ってたらモモが奥から顔を出した。
モモ「お母さん.....お風呂できた」
母親は「モモ、ありがとうね」と言うとモモは照れて
こちらをチラチラと見ながら頭を引っ込めた。
シン母「まあ、いいわ
取り合えずモモ.....あ、娘にね。お風呂の準備して貰ったから
二人とも入って来たら?」
貴方「わ、私は最後でいいのだ」
シン「オレは着替えるだけで....」
シン母「いいから入ってくる!!!」
正座は中断し(無理矢理)お風呂に入る事になった。
お風呂から出てくるホカホカな二人。
貴方「お前まで入らなくても良かったのだ」
シン「母さんに言われたからだ」
貴方「そうだったな.....なぁ、シンタロー」
シン「伸太郎、だ」
貴方「シンタローの方が格好いいのだ(`・ω・´)」←
シン「.....もういい」
二階への階段に足を伸ばすシンタロー。
貴方「あ、髪が濡れたままなのだ!風邪引くのだ!」
シン「引くわけないだろ」
目を会わす事なくシンタローは二階に上がっていった。
貴方「あ、待つのだ!!!」
Aも続いて二階に上がりシンタローの背中を追う。
ガチャ
貴方「シンタロー!!」
バタンッ
貴方「シンタロー.....開けるぞ?」
鍵が掛かってる。
シン「もう風呂は入ったし服も乾いただろ?帰れよ」
ドアごしに聞こえるシンタローの声。
『構わないでよ何処かへ行ってくれ』
何度も見たシンタローの声色とそっくりだ。
人と関わるのが好きでは無いのは知ってる。
でもそれじゃ.....
自分すら好きになれないのを私は知っているのだ。
ドアに手をつけるが感触はない。
雨のお陰で人から姿を認識させる事が出来ても、
私には感触すら認識させてくれない様で。
それでも苦に思わないのは皮肉にも、
《また、逢える》と知ってしまっているから。
貴方「じゃあ.....私は帰るのだ」
返事は来ない、代わりに寝息が聞こえる。
貴方「もし、手を差し出してくれる人がいたら
「どうせ」とか「知ってるから」だなんて
拒絶しないで
例えそれが
家族、気を許せる友人や赤の他人だったとしても」
私は知っている。
どのループでもアヤノちゃんの手を振り払うのを。
私がここで言っても結局変わらない事も。
でも、シンタローは少しほんの少しだけ留まってくれる。
貴方「また来れたら来るのだ」
【また】と言うのは.....いつだろう?
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喋る玩具 - はい!頑張ってください!応援してますっ! (2015年8月31日 23時) (レス) id: 0a0258f77e (このIDを非表示/違反報告)
ゆりしー(プロフ) - 喋る玩具さん» ありがとうございます!これからも主人公ちゃんは頑張りますよ!後文の書き方褒めて下さりありがとうございます(照 (2015年8月29日 12時) (レス) id: 0122e64e7c (このIDを非表示/違反報告)
喋る玩具 - 読んでて主人公(夢主…?)が、可愛すぎてもう、襲いたくなっちゃいました!!(無理だけど、出来たとしても私にそんな度胸はないww) それに、文の書き方が凄く上手くて、すらすらと読めました!面白いです!! (2015年8月29日 0時) (レス) id: 0a0258f77e (このIDを非表示/違反報告)
ゆりしー(プロフ) - 研磨、山口、黒子、まふくんは嫁さん» えーと.....気を取り直しまして、私に文才ありませんただ小説の書き方を真似してるだけなんですみません。今年受験生なのであまり更新出来ないと思います.....それでも良ければ宜しくお願いしますorz (2015年6月18日 21時) (レス) id: 0122e64e7c (このIDを非表示/違反報告)
ゆりしー(プロフ) - え?あ.....えぇ!?すみませんでしたぁぁぁぁぁああ !!!!!コメント来てるの全く気付いてませんでした本当すみませんごめんなさいすみませんでしたぁぁぁぁぁm(_)m (2015年6月18日 21時) (レス) id: 0122e64e7c (このIDを非表示/違反報告)
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