【カゲプロ】カノ「この孤児院には幽霊がいるんだって(ﾁﾗｯ」セト「えぇぇ!!!?(ﾁﾗｯ」キド「私じゃない!!!(ﾁﾗｯ」貴方「ﾎﾝﾄﾀﾞﾖヘ(・ω・*ヘ)〜」←

幽霊の女の子 ページ19

キド「昨日の夜【幽霊の女の子】と友達になった」



カノ＋セト「「..........へ？」」


今日キドの、この言葉から始まった。

何故こんなことになったのか説明しよう＿＿＿＿＿＿＿＿

まず始めに起きたのはキドらしい、その次に幸助そして僕だ。

幸助曰くずっと嬉しそうに"てるてる坊主"を大量生産してたらしい。

不気味だ。

カノ「.....」
勿論僕も目の前でキドを見てるが.....
より悪い目付きにもっと磨きがかかってるにしか見えない。

これまた不気味だ←

きっと幸助の能力で【聞いた】か僕が寝てる間に幸助が何かをやらかした前。



しかし、それ以前に僕の経験上この不機嫌は幸助が原因だと思う。


カノ「キド、嬉しそうだね。昨日何かあったの？」
僕が覚えてるかぎりいつもと変わらない筈だ、きっと誕生日とかだろう、とその時は考えていた。
結果は全く別物だ。



キド「昨日の夜【幽霊の女の子】と友達になった」

カノ＋セト「「..........へ？」」
僕と幸助は同時に聞き返したが、

キド「昨日の夜【幽霊の女の子】と友達になった」
どうやら僕達の耳はちゃんと正常に機能していて、聞き間違いではなかった。

あの.....あの！キドが少し照れながら言ってきたのだ。

もう少し詳しく聞くと、僕と約束してた幽霊かもしれない

それから、雨が降っていないと姿が見えない幽霊。

キドには何故か見えるらしい。



そして、その【幽霊の女の子】と今日会う約束をしたこと。

僕達はそこでやっとキドの機嫌が良い事と"てるてる坊主"を大量生産してた意味をようやく解った。

しかし、ティッシュは施設の物なので"てるてる坊主"の生産は一旦止めさせた。

セト「余計かもしれませんが、それが本当なら"てるてる坊主"作らなくても良かったんじゃないですか？」

ここでキドがキレる音が聴こえる、本当に余計だよ。

幸助の言葉に拳が飛んでくるかと思ったが、飛んできたのは違った。


キド「だって修哉と幸助にも会わせたかったもん」
意外な一面だ。次の瞬間に幸助の敬語に注意したのだが。

僕もここで言おうかな。また面倒なことになら無いよう、キドに名前を聞こうとしたら


突然、よく聞く乾いた音が聞こえ目を向ける、
ドアがいつの間にか開いていたのだ。

キドは吃驚して、能力を使い少し透けた。
幸助は小さく悲鳴をあげる、僕も出そうになったが何故か懐かしく思えた。


キド「ちゃんと来た」

カノ「来たって？」

見える人、聞こえる人→←甘い思考

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