27匹 ページ31
「君達は何があってもこの通りを走り抜けるんだ」
「「はい!」」
その時、白光が煌めいた。
山崎がそれを受け止め、浪士たちの相手をする。
双子は少し戸惑いながら走り続ける。
「そのまま走れ!」
そう言われ惑いを捨て必死で走る。
壱音に対して少し体力の劣る琴音。
段々走る速度が落ちていた。
それに気付いた壱音は琴音の手を引き、走り続けた。
すると目の前がいきなり明るくなった。
浪士か?と思ったが違った。
「何してんだお前ら」
聞きなれた土方の声だった。
「土方、さん……」
「本命は、池田屋です!!」
そう言って双子はしゃがみ込んだ。
それを聞いて土方は少し考え込んだ。
双子は原田がさしのべた手をかりて立ち上がった。
「よくここまで来れたな。
家から出たこと無かったんだろ?」
「山崎さんが、途中まで」
「なるほどな」
土方は原田と斎藤に隊を連れて池田屋に行くことを命じ、双子はそれについていくことにした。
33人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
如斗&如夜(プロフ) - ルクシアさん» わざわざコメントありがと!それはよかったです(*´ω`*) (2015年12月4日 19時) (レス) id: f7ad757df7 (このIDを非表示/違反報告)
ルクシア(プロフ) - 狐設定…かわいい…。 (2015年12月4日 18時) (レス) id: 97658bd2e9 (このIDを非表示/違反報告)
如斗&如夜(プロフ) - 帆紀香さん» 千景格好いいのは認めます←途中から好きになるときもありますよねww頑張ります! (2015年7月29日 7時) (レス) id: 461fa8ac11 (このIDを非表示/違反報告)
帆紀香(プロフ) - 如斗&如夜さん» あぁ、いますよねそういうキャラwたまにw私も最初はちい様あんまりだったんですけど、何故か最近めっちゃ好きなんですよ←応援してます!! (2015年7月29日 0時) (レス) id: 56f18e81c6 (このIDを非表示/違反報告)
如斗&如夜(プロフ) - 帆紀香さん» コメントありがとうございます!本当ですか!?めっちゃ嬉しいですっ歳ちゃんいいですよね!千景は嫌いじゃないんですけどん゛ーって感じです(笑)更新頑張ります!是非見させてもらいます! (2015年7月29日 0時) (レス) id: 461fa8ac11 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ