隣の席の婚約者【赤司征十郎】 (ページ3)

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「お父さん…この人は?」

私はとっっってつもない危機に立たされている

父「この人は私の高校の親友でね、

…そいつの息子が、ちょうどお見合い相手を探してるって聞いたから、いいと思ってな?」

「なっ…名前は?」

父「赤司征十郎くんだ。ん?確か、同じ学校だったはずだが?」

お父さんよ、のんきなこといわないでくれ。

この人はどこをどう見よう、

私の隣の席の奴だ。

赤司「はじめまして、赤司征十郎です。」

「たっ…橘 Aです。」

って、なんで隣の席の人に挨拶してるんだぁ‼︎

赤司「父さん、僕を彼女と2人きりにしてくれませんか?」

赤父「ああ、いいだろう。」

ー退室後

「赤司くんですよね?…隣の席の」

赤司「なんで、君がいるんだ？橘。」

他人事のように言いやがって…。

「それは、こっちのセリフよ‼︎
なんで、いるのよ‼︎」

この、アホ‼︎
バカ‼︎
スケベ‼︎

赤司「ふーん、いい質問だね。
なぜかって言われると、…わからない。」

「なんでよー‼︎」

赤司「知るわけないだろう、ただ会わせたい人がいるって聞いたから、ついてきた。」

…あ、私と一緒だ。…じゃなぁーい‼︎

赤司「まぁ、しょうがないだろう。

今日から僕たちは

婚約者どうしなんだからな。」

「そんなの、私が絶対に許さない‼︎絶対、この婚約、破棄させて見せる‼︎」

赤司「へぇ、上等じゃないか。

うけてたつよ。」

戦闘開始だ‼︎