こんにちは、マフィア壊滅部です。２

六十話 ページ27

三日後


佐「いよいよ今日ね。最後に皆で持ち場を確認しましょう。」


『ええっと確か…………………』


女子４人は首相夫人の友人に紛れ込んでパーティ会場の警備

村上、太田、臼田はSPまるわかり、スーツ姿でパーティ会場の警備

その他の３年生、２年生はすぐ動ける格好で庭やモニターで警備、確認。


山だ「それじゃあ万が一のこと(クビがとぶ)が起こらないように頑張ろう！」(^^)


『そんな怖いこと言わないでよ……』

◆＊◆＊◆＊◆

女性1「いいですわね奥さま。」


女性2「そんなことないですわ奥さま。」


世間話、自慢話………そんな話題が飛び交うパーティ会場で、ひたすら有力情報に耳を傾ける。


不審人物、不審な荷物、不審な噂…………なにか無いのか。









女性A「こんな噂聞いた?京都の政治家さんが、前の事件の黒幕だとか。」


女性B「あ、知ってるわ。裏でマフィアと繋がってて、 "総理大臣になりたければ殺せ" ってそそのかされたって噂でしょ?」


女性A「そうそれ。確定してないタダの噂なのに、一気に支持率が落ちたらしいわ。たしか名前は…………五條(ごじょう)さん。」









喉から手が出るほど欲しかった有力情報………噂といえどしっかり調べないと。





…………………報告すべきかな。


近くにたっていた臼田に近寄る。






『あら〜もしかしてお兄さん壊滅部の人?実物はさらにかっこいいね〜。一緒に踊らない?』


臼「………すみませんけど、我々は今仕事中なんで。」


『少しくらい大丈夫よ。』


臼「………"こちら臼田。【お嬢さん】が【酔って】いて正しい判断が難しそうなんですけど" 。」


太 "酔いをさますのを手伝って差し上げろ。"

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