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退学1 ページ10

ゆきside

(いつかは…バレるよね…私がアイドル…できるかな?)

徐々にマイナス思考に傾いていく。
学院から出ていかなければならないなんて予想もしていなかった。

(黙って退学したら…零さんに何か言われるかな…?)

私の気分は落ち込んでいた。
急にアイドルにならなければ退学にすると言われて衝撃を受けるのも無理はない。
どうしようかと考えているとどうしても俯き気味になってしまう。

ドンッ

『あっ、ごめんなさい。』

前を見て歩いていなかったからぶつかってしまった。

晃牙「チッ。お前かよ。ちゃんと前見て歩けよな。あと、吸血鬼ヤローに呼び出されてんぞ。」

こんな時に零さんに呼び出されるなんてなんてツイてないんだろう…
このまま落ち込んでたら怪しまれるに決まってる。

『そうなんですか?教えてくれてありがとうございます。ぶつかって本当にごめんなさい。では。』

そう言って気を取り直して軽音部室に行った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜軽音部室〜

コンコン

『入るね。』

ガチャッ

零「待っておったぞい。早く来てくれないと貧血で倒れそうじゃ。」

『またここで飲むの?沢山飲まれると私も貧血になるんだけど…』

零「我輩も気をつけるからお願いじゃ。」

零さんの方が身長が高いのに上目遣いをされては断れない。
わざとと知ってても断れないだろう。

『……しょうがない…いいよ。』

零「ありがとうゆき。」

そんな満面の笑みで言われては退学のことなど話すのは無理だと思い、後回しにした。

零「飲むぞい。」

零さんは毎回聞いてくる。別に聞いてこなくてもいいのに。

『いつでもいいよ零さん。』

ガブッ

『んっ……んんぅ………あぁ…んあぁ………ふっ…うぅ……』

ゴクッゴクッ

いつもより飲む量が明らかに多い。
貧血で倒れそうなのは本当だろう。
でも、気持ちよすぎてどうにかなりそう。
いつもより長くて気持ちいい。

『あぅ……んぁ………ふぁっ』

やっと離れてくれた。
まだ頭がぼーっとしている。

零「すまんのう。ちと飲みすぎたかえ?」

『はぁ、飲みすぎ…ちょっとは…手加減してよね…』

零「息が整っておらんのう。ゆきには快楽が強すぎたかえ?少し休んでから行くといい。」

零さんの言葉に甘えて少し休んで行くことにした。

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作品ジャンル:恋愛
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菜梨沙(プロフ) - こちらこそありがうございました! (2021年12月17日 22時) (レス) id: 599078c8b4 (このIDを非表示/違反報告)
リザ - 確認しました!ありがとうございました! (2021年12月17日 21時) (レス) id: 7d40fe1e08 (このIDを非表示/違反報告)
菜梨沙(プロフ) - 申請承諾させて頂きました。こちらこそよろしくお願い致します! (2021年12月16日 7時) (レス) id: 599078c8b4 (このIDを非表示/違反報告)
リザ - たった今申請させていただきました!不束ですけど、よろしくお願いいたします! (2021年12月14日 23時) (レス) id: e5970c383e (このIDを非表示/違反報告)
リザ - こちらこそよろしくお願いいたします! (2021年12月14日 22時) (レス) id: eca4b22de3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょこ | 作成日時:2021年12月5日 17時

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