UNDEAD1 ページ13
ゆきside
ジリリリリリリッ
『っん〜!まだ眠いよ…』
片手で目覚まし時計を止めながらゆっくりと体を起こした。
今日から私はアイドルになるのだ。
しかも、零さんと同じUNDEADの一員。
今日は朝早く行って生徒会室に行かなきゃいけない。
(う〜嫌だ〜生徒会長が苦手なんだよぉ〜)
いつになっても生徒会長だけは好きになれないと思う。
学校の準備をして私しかいない家を出た。
〜生徒会室〜
コンコン
『小桜ゆきです。』
ガチャッ
英智「おや、思っていたよりも早いね。」
『そうでしょうか?早速、本題に入りたいんですけど。』
英智「ふふ、せっかちだね。まぁいい。この紙にサインしてくれれば大丈夫だからよろしくね。」
『わかりました。』
私は手身近にあったボールペンを取り、サインを書いて生徒会長に渡した。
英智「うん、確かに受け取ったよ。これで今日から君はUNDEADの一員だ。くれぐれも僕たちに逆らうようなことは無いようにね。」
『善処致します。では、さよなら。』
そう言って背後の扉から出ていった。
〜1A〜
『おはようございます!』
創「おはようございます、ゆきちゃん。」
『あのね創くん。私、アイドルになりました!』
創「えぇっ!?ゆきちゃんがアイドルに?どこのユニットに入ったんですか?」
『えっとUNDEADかな。』
創「やっぱりそうですよね!」
『なんでそこで納得するの…?』
創「だって朔間先輩とカップルじゃないですか。」
あまりにもサラッと前から知っていたように創くんが言うのでびっくりした。
まぁ、日々樹先輩に知られてるくらいだからおかしくはないけれど。
『えっ!どこで聞いたの?』
創「明星先輩から聞きました!お似合いですよ!」
『そう…かな?ありがとう。零さんにアイドルになるならUNDEADに入ってと言われてしまって…まぁ、退学は取り消されたから結果オーライかな。』
創「退学?」
そういえば誰にも退学になってしまうことを言っていなかった。
『生徒会長に契約がバレてアイドルにならないと退学って宣言されちゃったんだ。』
創「でも、ゆきちゃんはアイドルになる選択を選ぶのに迷ったんじゃないですか?」
『迷ったけど、最終的に零さんの言葉に背中を押された感じかな。』
創「そうなんですか。これからアイドルとして一緒に頑張りましょう!」
『そうですね!』
会話に一区切りついたところで教室のドアが開く音がした。
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菜梨沙(プロフ) - こちらこそありがうございました! (2021年12月17日 22時) (レス) id: 599078c8b4 (このIDを非表示/違反報告)
リザ - 確認しました!ありがとうございました! (2021年12月17日 21時) (レス) id: 7d40fe1e08 (このIDを非表示/違反報告)
菜梨沙(プロフ) - 申請承諾させて頂きました。こちらこそよろしくお願い致します! (2021年12月16日 7時) (レス) id: 599078c8b4 (このIDを非表示/違反報告)
リザ - たった今申請させていただきました!不束ですけど、よろしくお願いいたします! (2021年12月14日 23時) (レス) id: e5970c383e (このIDを非表示/違反報告)
リザ - こちらこそよろしくお願いいたします! (2021年12月14日 22時) (レス) id: eca4b22de3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょこ | 作成日時:2021年12月5日 17時