【文スト】文豪さん、反応記録帳。十一冊目

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※心中をほのめかす描写がございますが、推奨しているわけではありません。






｢ｯ煩い煩い！！！アンタも私も全部無くなっちゃえば良いんだｯ！！！｣


中島敦
｢...そ、そんな、｣
初めは貴女が幽霊に取り憑かれている事に気付かず、ショックを受ける彼。
そんな二人を見兼ねた探偵社員が、総動員で原因究明に精を出す。
｢(早く...元のAさんに...)｣


太宰治
｢うん、じゃあそうするかい？｣
あれよあれよという間に、川の辺まで連れていかれる貴女。
｢...ほら、こうやって川の中に飛び込めば...｣
＿君の中の悪い奴も溺れるさ、


国木田独歩
｢如何したんだ...落ち着け！｣
暴れる貴女を力づくで抑える。
必死に抵抗する貴方に付けられる傷よりも、貴女が放った言葉に心を抉られる彼。
原因が判ってからは、評判に良い除霊師を片っ端からあたる。


福沢諭吉
｢......｣
｢其れは本心か｣
静かに問われて、言葉を詰まらせる貴女。
｢Aの身体を使って、良からぬ事を考えているのなら容赦はせん｣


江戸川乱歩
｢僕ってさ、非科学的な事は信じないタチでしょ？ご存知の通り｣
翠色の瞳がちらりと覗く。
｢でも、今回ばかりはそういう訳にはいかなさそうだね｣
早く貴女から出て行けと、と鋭く睨む。


綾辻行人
｢...京極か？京極の仕業か？？｣
貴女の肩をがっ！と掴んで問いただす。
目の焦点が合わない貴女を見て、苦虫を噛み潰したような顔をする彼。
｢次現れた時にはあのジジイを消し去る、｣

→→←＊自虐気味な貴女が悪霊に取り憑かれて、彼を貶した

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