【文スト】文豪さん、反応記録帳。十一冊目

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｢ｯ煩い煩い！！！アンタも私も全部無くなっちゃえば良いんだｯ！！！｣


芥川龍之介
｢...ｯ｣
いつも優しくて気弱だった貴女から、思ってもみなかった言葉が飛び出してきて、面食らう彼。
｢...それが貴様本心なら、受け入れよう｣
それが悪霊の所為だったと判れば、表情が一転。


中原中也
｢手前、誰だ｣
俺の知ってるAは、こんな奴じゃなぇよ、と睨む彼。
それでも身体は正真正銘、貴女の身体で物理的に攻撃出来ない。
｢此奴の身体で好き勝手してんじゃねぇぞ｣


森鴎外
｢う〜ん、それは困るなぁ｣
私は君に生きていて欲しいし、その傍に私を置いてほしいのだけれど？と笑う彼。
｢でもまぁ...今の君にはそんな事願っても無駄かな？｣
最初から最後までお見通し。


坂口安吾
｢貴女が感情的に怒鳴るなんて、珍しいですね｣
至って冷静に、平坦な声でそう云う彼。
｢ほら、一度落ち着いて。水でも買ってきますから｣
そう云い残すと、その場を離れる。
｢(...僕は何かやってしまったのか、)｣


フョードル・ドストエフスキー
｢え？｣
そう聞き返されて、戸惑う貴女。
｢すみません、良く聞こえず｣
その笑みはまるで貴女を試している様。
｢(貴女がそんな事を口走る人ではないと、きちんと判っていますよ)｣


条野採菊
｢えぇ、そうですか｣
それだけ伝えると外套を翻して何処かへ行ってしまう。
｢...何なんですか、あれ｣
何処か違和感を感じざるを得ない彼。
自分だけでは為す術なく、福地隊長に相談する。


末広鐵腸
｢如何した、｣
Aらしくない、と貴女を真っ直ぐ見据える。
心配して近づいてきた彼を跳ね除ける貴女。
｢...落ち着いたら、また云ってくれ｣
時が解決する、とその場を流す彼。

＊敵の貴女が彼との戦闘中に告白したのを彼が振って、貴女が帰った後に恋心だと気づいた→←→

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