晩ご飯 ページ21
涼太side
辰哉と慧ちゃんは今まで行っていた学校には行かなくていいって言ってもらってちょっと元気になったみたい。
夜ご飯のピザも届いたみたいなので辰哉たちのうどんの仕上げを。
宏 「じゃあ、みんなでいただこうか。光一さん、いただきます。」
全 「いただきます！／いたらきましゅ。」
食べ始めたところで光くんが光一さんたちに質問。
光 「あの、その学校にはどれくらいの家族がいるんですか？」
剛 「どれくらいや？如恵留のところの吉澤家やろ。あと藤ヶ谷家と…」
光一 「中島家、�霤腸函�藤原家、高知家か？」
宏 「結構いるんですね。ここの2家族、人見知り多いんで(苦笑)。」
翔 「気の合う子ができるといいな。」
涼太 「でも同じ境遇の子が多いから、辰哉たちがやられたようなことをする子はいないですよね？」
剛 「あぁ、おらん。そこの教育は先生からしてるからな。できへんやつはやめてもらってる。」
宏 「よかったです。あとは見学の日までにいろいろ考えて質問させていただいていいですか？」
光一 「当たり前や。じゃあ、これでおしまい。あとは食事楽しもうや。」
親 「はい。」
そう言ってもらい、楽しく食事してたんだけどふと見ると、真都がピザに手を伸ばしてる(苦笑)。本当に食いしん坊だな。
辰 「あっ、らうちゃん！それはまだらうちゃんは食べられないよ。」
慧 「ぼく、もう食べられないから、これ食べる？」
ラ 「たべりゅー。」
辰 「お父さん。ぼくも、もう食べられないから残していい？」
涼太 「いいよ。少しでも食べてくれてありがとう。」
真都は慧ちゃんに食べさせてもらってニコニコだけど、やっぱり慧ちゃんと辰哉は食べられないか。1人前の半分なんだけどな…。
大介 「パパ。ぼくピザよりうどんがいい。辰哉の残り食べていい？」
涼太 「いいよ。大介も食欲なかったか。気づかなくてごめんな。」
大介 「ううん。だいじょーぶ。」
3人は仕方ないか…。でも、みんなが食べている姿を笑顔で見ているから大丈夫かな？
光一 「みんなよく食べるな。気持ちいいわ。」
剛 「もっと大きくなったら食費大変そうやな(笑)。」
光 「それはそのときになったら考えます(^^)。今はたくさん食べて大きくなってほしいです。」
剛 「親の1番の願いはそれよな。」
光一さんも剛さんもいい人で本当に知り合えてよかった。亀梨くん、ありがとうございます！
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作者名：いのふかゆとめめ | 作成日時：2023年3月26日 14時
