【黒バス】狐ノ婿入り【ヤンデレ】

5雨 ページ7

貴方side



私は、寺の住職の娘で親からは昔の話をよく聞いていた



私が一番興味を持っていたのは、狐の婿入り



江戸時代に多く起こった現象で



雨がとても強い中に狐が花嫁を殺し そして狐も死んでそれで婚姻は成立する


けれど花嫁はあの世で幸せに暮らせると



母さんは 殺されるなんて悲しい話でしょと言っていた



けれど私は、悲しいなんてそんな事を微塵も感じなかった



むしろ、いい話だと思った



花嫁は 花婿を愛し 幸せになるために死を選んだのだと思ったからだ



私もこの人となら死んでもいいって程愛せる人と一緒になりたいと思ってしまった程だ



私は、元々この世に興味なんてないんだ



物心付いたころからそうだった 私はあの世の方がき




16になって高校に入った時 古橋に出会った




古橋に始めて出会った瞬間私は古橋の事が好きになってしまったのだ




古橋から、告白された時は私はとても嬉しかった



それを親に報告したら、なぜか知らないが拒絶された



古橋だけは絶対にダメだと言われたのだ




冗談じゃない、私は古橋が好きなのだ 親になんて言われようが別れるつもりはない




親の言われるままに生きるのは嫌だ 絶対に嫌





私は 絶対に古橋と幸せになる



例え






それがどんな結末になろうとも______

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