【黒バス】狐ノ婿入り【ヤンデレ】

1雨 ページ3

＊




今日は、晴天



雲ひとつない空 うんざりするくらいの暑さ



「俺は、晴れてるのは嫌いだ」


『えー、なんでいいじゃん！とても明るいし、晴れてれば夜も綺麗な星空が見えるし』



「そうか？」


そうだよと笑顔で良く返答をするA



ああ本当に愛おしいなお前は


「俺は、どっちかといえば雨が好きだな」



『ふーん、まぁ私も雨は神秘的で素敵だと思うよ』



すると突然俺の手を取り、走り出すA



どうしたんだ？何かから逃げるように走るAを見て、不思議に思った



しばらく走り、赤い鳥居が目印の神社に着いた



・・・・
俺の住処であり、Aのお気に入りの場所だ



『ふー』


「どうしたんだ？そんなに急いでこの神社に来て・・・？」



『う、ううん、なんでもないよ！ただ早くここに来たかっただけ』


何かを隠してるように話をそらすA



まぁ別に構わないんだが



『それよりいつ来てもここは落ち着くな、なんか心が落ち着けれる』



「ああ、俺も」



落ち着くっていうか、俺の住処なのだから落ち着くに決まっている



『そういえば、またなんか変なメールが来たんだよねー？』


「またか？それは困るな」



そろそろ、俺の怒りも頂点を超えるんだが・・・



メールの主は大体分かっている




そろそろ そいつらも排除しよう




Aを汚す者、傷付ける者は許さない




誰であろうと・・・な




上を見上げるとさっきまで晴れていた空が曇り雨が降り出しそうになっていた

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