【黒バス】狐ノ婿入り【ヤンデレ】

嫁/婿入り ページ15

＊




俺は、雨の中 濡れながらAを待つ




俺はAを信じている すると鳥居の向こうからAが見えた




来てくれたんだな



『古橋！』


Aは、俺を見るとこちらに歩み寄って来た


『わっ！』


「おっと」


転びそうになったAを抱きとめそのまま強く抱きしめた


Aも安心たのか 涙をポロポロ流し泣いていた


「全く 泣くなよA」


『るっさい…遅すぎだよ 狐さん』



狐…やっぱり気づいていたのか Aを見つめそんな事を思う


「気づいていたのか？」


『うん、昔から持つ能力だから 私はあんな奴と結ばれたくない 私は、ふ…康次郎と結ばれたい』


その言葉に嘘偽りもない 真剣な眼差しで俺を見つめるA


「A____」



俺は、改めて簪をAから受け取り Aと向き合って


「A___俺は、お前を見捨てない離したりなんかしない 俺と結婚してください」



俺は改めてAにプロポーズをする。それを聞いたAはまた泣いていた



『はい、喜んで』



俺は、その返事を聞き小刀を取り出しAに刺す


「A…俺もすぐに行くからな」


『う…ん、こう…じろう 愛して…る』


そう言ってAは、息を引き取る 俺はAを抱きしめ キスをする


俺は、Aに赤い着物着せ、Aの髪に簪をさし 棺桶に入れる


「A…綺麗だよ」


俺もそっちに行くからな


俺も小刀を心臓に刺す


そしてAの隣に倒れる



「A…あ.いして…る」




俺は、Aを見つめ微笑み 息を引き取った

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