【黒バス】狐ノ婿入り【ヤンデレ】

10雨 ページ13

＊




あれから、数週間経った




今日もいつも変わらない日常




いつものようにAに会いに行こうとし、教室を出る




その時女子の話を偶然に耳に入ってきた



「ねぇ、Aさんの婚約者見た？」



……婚約者？



「え！？姐さん 古橋君と付き合ってんじゃないの！？」


「なんか親が婚約者を無理矢理決めたらしいよ」


「Aちゃん とても悲しそうだった」



「サイテーね！」



ちょっと待て、なんで？婚約者？嘘だろ？



俺の中に怒りが溢れてくる 俺は、真相を確かめにAの所に行った




俺は、その瞬間目の前の光景に驚愕した




Aが他の男と居たのだ 恐らく婚約者




Aの目は、笑っていなかった




とても悲しそうな目だった




Aガカワイソウ




Aに触れるな Aを汚れた目で見るな




Aが可哀想だ Aは今でも泣きそうじゃないか




その時 俺はようやく理解した




あの夢を意味を





このまま 害虫を排除してもきりがないのなら






このままAを奪われるなら









もうAと一緒に








あの儀式を







すればいい





A…待っててくれ






もうすぐ俺とお前は…









______で結ばれる

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