【黒バス】狐ノ婿入り【ヤンデレ】

9雨 ページ12

古橋side




今日は、Aとのデートだ


朝ちょっと原のせいでイラついたが…


Aの笑顔をみたら、その気持ちも吹っ飛んだ



庭園を周り とても落ち着く気持ちでいた




そんな時 Aが昨日の夢を話してくれた




ああ、あの夢を見たのか…




なら、近いのか あの儀式の日が___




こんなに早いとは思わなかった




俺は、簪をAに渡した




この簪は、結婚指輪代わり




これも夢と一緒の簪だ



しばらくしてAがあいつらの名前を口にした



心配そうな眼差しでそういうA




俺はそれが気に食わなかったのでキスをし、Aの口を塞いだ




照れる顔…ああ、愛おしい




他のやつなんて見るな




俺だけを見てくれ___





俺だけをその瞳に写していてくれ




そして俺たちは、池のほとりのベンチに座った




そのあとも他愛の話ばかりして時間を過ごした



『そういえば、なんか最近父さんがよそよそしいんだよねー』



「そうなのか？」



『うん、なんか隠してるっぽくて』



「安心しろ 何があっても俺は、Aを離さないから」



『ありがとう 古橋』




笑うAを横目に俺は空を見上げた




その空はまた雨が降りそうな空だった




まるで…何かを急かすように____

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