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第四診察 ページ7

扉の向こう側は消毒の匂いがさらに強くなっていた。

貴「それでは皆様…そこに椅子がありますので座ってお待ちください」

そう言ってAさんは「準備をしてきます」といって何処かにいってしまった…

翔「それにしてもよかったなー思ったより怖くなかったな」

咲「本当…あの女の人も怖そうじゃなかったし」

和「ああてっきり、化け物が出るかと思った」

みんな安心しきっていたけど理沙だけはまだ怖がっているようでまだ震えていた。

美「理沙ー大丈夫だよ、Aさんだって怖くなかったでしょう?」

理沙を落ち着かせるように背中をさすっているとまたあの音が聞こえてきた。

コツン、コツン

貴「お待たせいたしました。それではまず血液検査から始めますので血を採取させていただきます」


美「あっはい分かりま…」

Aさんが持っている物を見て言葉を失う

貴「どうなさいましたか?さあ早く始めましょう」

右手に持っていたのは…あれは…

理「いやああぁぁあぁぁあ!!!」

Aさんが持っていたのは包丁…

翔「な、なんだよ⁉︎その包丁⁉︎」

貴「何って血を取るために必要なものですので」

そう言ってこっちへ近づいてくるAさん…徐々にこちらとの距離が短くなってくる

翔「に、逃げろ!!」

翔太の叫びに呪縛が解け私達は散らばって逃げた

貴「おや逃げるんですか?今さら…どうして…?」

私は無我夢中に走った。そして後ろからAさんの声が微かに聞こえてきた。

貴「一つ教えてあげます。ここから逃げる事は出来ません。あと私以外にあと5人の医者がいます…だから…」






“お気をつけてくださいね”

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【青空】(プロフ) - 完結?おめでとうございます(´・ω・)(´_ _)♪ホラーとか苦手で普段読まないのですが、これは面白かったですヽ(*´∀`*)ノお疲れ様でした (2014年9月15日 22時) (レス) id: 6af4b50c70 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぺ - 作者様は天才ですねっ!!私なんて駄作しか書けなくて・・・更新頑張ってくださいね(*´ω`)応援してます!! (2014年9月3日 22時) (レス) id: 1f2d40f4d6 (このIDを非表示/違反報告)
シロクロドロップ(プロフ) - ランスさん» そんなことないですよ。でも読んで下さってありがとうございます (2014年9月2日 15時) (レス) id: 1559a038d8 (このIDを非表示/違反報告)
ランス - 頑張ってください!すっごく、面白いです!もう、文才分けてほしい(;;)まだ、ザキ君が出てきていないですけど、どうなるのか楽しみです!頑張ってください! (2014年9月1日 20時) (レス) id: 43a5ee6997 (このIDを非表示/違反報告)
霧崎夜叉 - 主人公が襲う側っていうのがいいですね^^作者様の文才の高さを感じます! (2014年8月30日 21時) (レス) id: 40bd30d1a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シロクロドロップ | 作者ホームページ:http://mekakusi  
作成日時:2014年5月3日 17時

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